2019年8月29日

『0秒で動け』伊藤羊一・著 Vol.5346

【行動にもメソッドがある。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4815600244

本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『1分で話せ』の著者であり、Yahoo!アカデミア学長、伊藤羊一さんによる待望の続編。

※参考:『1分で話せ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797395230/

タイトルは『0秒で動け』ですが、実際には、個人が行動力を高めるための方法論と、他人を動かす方法論の2つが盛り込まれています。

人生を変え、豊かな未来をつくるには、今日の行動を変えること。

ただ、行動を変えるのは、決して容易なことではありません。

多くの人は、会社を辞めようと思っても辞められず、タバコ、お酒を控えようと思っても、ついつい手を出してしまう。

行動を変えるには、「スキル」が必要なのです。

著者によると、行動力は3階層のピラミッドになっています。

マインド、スキル、アクションの3つです。

これらを鍛えていけば、少しずつ動けるようになる、というのが著者のロジックです。

それでは、さっそく内容をチェックして行きましょう。

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もし昨日までと変わらない今日を繰り返していたら、その延長線上にあるのは、現在と変わらない(少し歳をとった)自分ということになります。ですから、もし未来の自分を変えたいと思うなら、今この瞬間から行動することが必要なのです

要するに、動けるようになるための要素としては、「行動しよう!」という「マインド」と、どうやって行動し、人を巻き込むか、という道筋をつくる「スキル」と、そして「アクション(行動そのもの)」があるのです。それらを鍛えていけば、少しずつ「動ける」ようになります

すぐ動ける人は、「頭出しの結論」をすぐ出せる。結果、ポジションをとって、すぐ動いていける

まずは形にして、走行テストを繰り返す。すると、多くの検証データが集まってくる。そのデータをもとに改善策を議論し、実行する

仮説のあるところに情報は集まる

どれだけ念入りに準備をしても、リスクをゼロにすることはできない

たとえば「これからは人生100年時代だ」という話を聞いたとしましょう。「ふうん、そうか」と漫然と聞き流すこともできます。「人生100年時代なら、80歳までは現役で働くのが当たり前になるかもしれない」と、予想が入った意見ができれば、それが仮説になります。「じゃあ私は今40歳だけど、これから40年仕事をするために、今からもう1つ仕事をはじめよう」これが自分なりの「結論」です。ここまで考えることで、初めて「行動」につながります

行動に結びつきやすいのは、ワイルドな選択をした経験や修羅場経験でしょう。自らの意思でそうした挑戦をした経験があれば、「あんなに大変だった時に大丈夫だったのだから、今回もこうすれば大丈夫だ」と踏み出せるはずです

「コミットメント(約束)と一貫性」という考え方があります。人間は無意識のうちに、一度コミットしたことと一貫した行動をとろうとします。ですから、ちょっと不安でも、まずは宣言してしまいましょう

動き出したら反省しない(フィードバックを受けない)

◆議論の4つのステップ
(1)「想い」が伝わるよう、ストーリーを話す
(2)ロジックが理解されるよう、「結論と根拠のピラミッド」を話す
(3)対立点と共通項を見つける
(4)クロージングする

対立は、考え方の違いではなくて、単に立場の違いである

資料の1枚目に共通の目的を書いておく

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『1分で話せ』の時のようなインパクトはありませんが、行動力の基本がよく整理されています。

実践的な部分では、議論の4つのステップ、直感を鍛える方法、周囲の期待値をコントロールする方法が勉強になりました。

ぜひチェックしてみてください。

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『0秒で動け』伊藤羊一・著 SBクリエイティブ

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◆目次◆

第1章 結論を出せ!
第2章 一歩踏み出す
第3章 人を動かす
第4章 「軸」を持て

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