2019年8月28日

『心。人生を意のままにする力』稲盛和夫・著 Vol.5345

【心のありようを変え、人生を好転させる】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763132431

本日ご紹介する一冊は、京セラの創業者であり、日本航空の再生も成功させた有名経営者、稲盛和夫さんによるベストセラー『生き方』の待望の続編です。

※参考:『生き方─人間として一番大切なこと』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763195433/

『心。』とは随分ど真ん中なタイトルですが、プロローグでいわく、「心がすべてを決めている」「人生で起こってくるあらゆる出来事は、自らの心が引き寄せたもの」。

であれば、この心を変えていかないと人生は変わらない。

本書には、この心のありようについて、著者が自らの経験をもとに語った内容がまとめられています。

能力が向上しなくても、素晴らしい環境が与えられなくても、人は心のありようを変えるだけで、人生を好転させることができる。

経営者として人を率いる人はもちろん、日常生活における人間関係を変えたい人にとっても、役に立つ内容です。

さっそく、内容をチェックして行きましょう。

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人生で起こってくるあらゆる出来事は、自らの心が引き寄せたもの

心に何を描くのか。どんな思いをもち、どんな姿勢で生きるのか。それこそが、人生を決めるもっとも大切なファクター

利他を動機として始めた行為は、そうでないものより成功する確率が高く、ときに予想をはるかに超えためざましい成果を生み出してくれます

人生の目的は、心を磨き、他に尽くすこと

目の前に現れた状況がいかに過酷なものであっても、それに対して恨んだり、卑屈になったりせず、つねに前向きに対処していく──それこそが、すばらしい人生を生きる秘訣なのです

よいときも悪いときも感謝の思いで受け止める

怪我をしたなら、「ああ、これぐらいの程度の怪我ですんでよかった。体が動かせないほどの惨事にならずにすんだ」と思う。病気であっても、「これぐらいの病気で、手術でよくなってよかった」と喜ぶことです。災難が起こったということは、業が消えたということです。だからこそ、大きなことはもちろん、ごく小さなことであっても、それによって業がなくなったことを「喜ぶ」べきなのです

自分をとりまくあらゆるものに支えられ、助けられて生かされている──そのように考えたら、私たちはまず生きていることに感謝しなければなりません

自分がもつ才能や能力は、けっして自分の所有物ではなく、それはたまたま自分に与えられたものにすぎない。(中略)だからこそ、それを自分のためだけに使うのではなく、世のため人のために使うようにしよう──そう考えることにしたのです

私たちが自分のものと考えているものはみんな、現世における一時的な預かりものにすぎません

会社であれば、まず社員の幸福のために努力を重ね、それが実現できるようになったら、次はお客様や取引先、そしてまわりの地域へと貢献する対象を広げ、やがては社会全体を幸福に導くように尽くしていく

開発を成功させる秘訣は、「あきらめない」こと

企業再生の第一歩は考え方を合わせること

損得ではなく、「人として」正しいかどうかで判断する

正しい判断は“魂”がもたらしてくれるもの

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言葉が心に染み入る内容ですが、正直、原理原則もエピソードも、今までに書かれていることの焼き直しが大半で、新しさは感じられませんでした。

初めて氏の著作を読む方には、良いと思います。

ぜひチェックしてみてください。

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『怒りにとらわれないマインドフルネス』藤井英雄・著 大和書房

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◆目次◆

第1章 人生の礎を築く。
第2章 善なる動機をもつ。
第3章 強き心で成し遂げる。
第4章 正しきを貫く。
第5章 美しき心根を育てる。

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