【本田直之氏、50歳からのキャリアを語る】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413045696
本日ご紹介する一冊は、2018年に50歳を迎えたベストセラー作家の本田直之さんが、50歳からゼロ・リセットしてキャリアを創り直す方法を指南した一冊。
著者いわく、<50歳という年齢が自分を変える最後のチャンス>。
本書には、40代後半以降の読者が変わるためのヒントが書かれています。
先日、Facebookで知人に、
20代っていいよね、がむしゃらで。30代っていいよね、勢いがあって。40代っていいよね、余裕があって。50代、60代は何だろう?
という質問をしたところ、自由とか愛とか、いろいろ素敵な答えが返ってきたのですが、一番腑に落ちたのは、「第二期 がむしゃら期」という答えでした。
50代は、20代と一緒でもう一度、がむしゃらになる時期。
だとすれば、心構えやインプットから学び直さなければならない。
本田直之さんの本には、そのためのヒントが書かれています。
さっそく、ポイントをチェックしてみましょう。
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わたしは50歳は折り返した人生における新入社員と考えています。まさに元号も令和に変わり、何かを変えるにはうってつけのタイミング。今までの自分をいったんリセットし、新たな学びを得て、変化していく自分を楽しみたいものです
時代の空気を知りたければ、年配者ではなく若者と付き合うべき
人はやる気になれば、いくつからでも変わることができ、成長していくことができます。その秘訣は、「自分には関係ない」と思わないことです
変化に気づいたら「とりあえず試してみる」
テクノロジーは前にしか進みません。試しにやってみて、自分の仕事や生活が便利になるという予感がしたら、その恩恵を受けられるように徹底的に使い倒しましょう
50歳からは教える、のではなく、教わる
50歳からはお金より時間のほうがはるかに重要
自分が手にした自由な時間を有効に使うためには、捉える時間のかたまりを細かくするところから始めていきましょう。10分単位、5分単位、1分単位。細かく区切った時間で何ができるのかを考えることで、時間効率を上げることができます
ともかくアウェーに出て、疑似サバイバル体験をすること
時間給の仕事はどこまでいっても時間を切り売りするだけです。体力的な負担も大きく、50代から始めたとしても将来性はありません。であれば、お金だけが目的ではない複業を始めてみる方がインプットの効果は大きくなります
好奇心を失うのは、資産を失うよりも恐ろしいこと
◆50代が幸せになるためのお金の使い方
・物ではなく経験にお金を使うこと
・自分が本当にやりたいことにお金を使い、生活の質を高めること
・ステレオタイプの価値観、周囲の目に振り回されないこと
・お金についてしっかり学ぶこと
無理して贅沢品を手に入れるのは、生活の質を高めるどころか、あなたの自由を奪うことになる
50代に入る前に体のためにならないことをやめましょう
運動と食生活の改善、睡眠の質の向上。この3つが50歳からの体のコンディションを高め、クオリティ・オブ・ライフを向上させていくポイント
50代は基本的に「会社を辞めてはいけない」
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先日、45歳になったばかりですが、今後のキャリア、インプット/アウトプットをどうすればいいのか、具体的なイメージがわきました。
本田直之さん、ひさびさのヒット作ですね。
これはぜひ、おすすめしたい一冊です。
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『50歳からのゼロ・リセット』本田直之・著 青春出版社
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413045696/
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◆目次◆
序 50歳は人生最大の転機であり、チャンスでもある
第1章 「手放す」ことで自分の本当の強みが見えてくる
第2章 変化の時代、「何を」譲らずに生きるのが幸せか
第3章 今こそ、自分の「現在地」を確認しておく
第4章 「自分の人生」を取り戻す、この小さな一歩
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