2019年5月9日

『となりの家のざんねんなお金の話』横山光昭・著 vol.5268

【『となりの億万長者』ならぬ…】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486667136X

期間が長くなれば長くなるほど、「計画」が大事になってくる。それは、人生もお金も同様です。

本日ご紹介する一冊は、人生100年時代、無計画にお金を使うことのないよう、戒めてくれる、注目の新刊。

著者は、『年収200万円からの貯金生活』、『3000円投資生活』などのベストセラーで知られる、横山光昭さんです。

※参考:『年収200万円からの貯金生活』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887597045/

※参考:『3000円投資生活』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477620911X/

かつて、ベストセラーとなった『となりの億万長者』という本がありましたが、本書はその反対で、お金の使い方を間違ったおかげで貧乏になってしまった人々の話。

恐ろしいのは、彼らの給料が決して安くはないということ。

お金のリテラシーがあるかないかが人生を左右する、ということがよくわかる内容です。

無知な人を待ち受ける「保険の無料相談」や「残価設定ローン」、「遺族年金の減額」など、知っておくべきお金のトラップがしっかり書かれています。

もちろん、使うと得するサービスや制度もバッチリ解説。

さっそく、いくつかポイントをピックアップしてみましょう。

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毎月の支出の“穴埋め”にボーナスを使っているうちは、改善などありえない

ポイント還元やキャッシュバックなどといったキャンペーンの言葉に、「絶対にお得だ、使わないともったいない」と踊らされ、深く考えずに使いまくると、思わぬ“落し穴”が待っています

太田さん一家の場合、家族4人そろって格安スマホに切り替えると、スマホにかかっている費用は1万3000円まで下がり、2万3000円浮きます(中略)この先30年間、格安スマホを使うと仮定し、節約できる金額を計算してみますと、なんとその合計は828万円にもなります。浮いたお金を投資信託で積み立て、年利3%で運用できたとすると、運用益は30年で約512万円となり、約1340万円もの「資産」を作ることができます。この数字を見ても、読者の皆さんは大手キャリアのスマホを使い続けるでしょうか

メタボ家計には、いくつかの傾向があります。特に膨らみやすいのは、「食費」と「教育費」です

貯蓄できない高額所得者は、妻や子どもに対して「甘すぎる」

“男気サラリーマン”がお金を貯められない原因は、ひとえに「交際費」が大きくなっているから

老後の家計は現役時代より計画的に

「別財布」にしている夫婦には共通することがあります。それは、「自分が支払う支出にしか関心がなくなってしまう」ということ

保険という商品は、途中解約してしまうと大きな損失が生じます。なかでも、「貯蓄型」の保険は損失が大きくなります

タダほど恐いものはありません。保険ショップは無料の相談をきっかけとして、その会社が売りたい商品を紹介し、売りつけてくる、そう考えてもらったほうがいいでしょう

貯蓄と保障は切り離して考える

遺族年金は子どもが18歳になると減額

教育費は収入の10%以内に

投資を始めるには、万が一のときのための「生活防衛資金」を含め、金額にして最低でも月収の7・5ヶ月分の貯蓄が必要

貯蓄額の目安は手取り収入の6分の1

住居費を収入の4分の1に抑える

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よく勉強している人にとっては、既知の内容も多いと思いますが、これからお金の勉強をするという方、夫婦共働きの方、給料が高いけれどお金が貯まらないという方にはオススメの内容です。

BBM読者には少ないと思いますが、月々の支払いでカツカツという方がもしいれば、ぜひ読むことをオススメします。(もしそうなっていたとしたら、きちんと読書をしていないのが原因だったりするので、お金に関する過去のBBMバックナンバーをご覧ください)

ご自分の家計の健康度を確かめるためにも、ぜひチェックしていただきたい一冊です。

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『となりの家のざんねんなお金の話』横山光昭・著 あさ出版

<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/486667136X/

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◆目次◆

1章 ざんねんなお金の習慣
2章 ざんねんな資金計画
3章 ざんねんな投資生活
4章 お金を増やす13のStep

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