2019年1月25日

『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』cis・著 vol.5202

【資産230億円の投資哲学】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041069696

本日ご紹介する一冊は、金融関係のまとめサイト「市況かぶ全力2階建」などに登場する「一人のチカラで日経平均を動かせる男」、個人投資家cis(しす)さんによる初の書籍。

ツイッターや2ちゃんねるの株板などでも知られている方で、本書も発売するや否や、売れ行き良好の話題書となっています。

著者は、21歳の時に300万円で株を始め、現在は230億円の資産を持っているそうですが、その独特の投資哲学が面白い。

株はあくまでギャンブルのひとつとしてやっている、目の前の利確に走らない、リスクヘッジしない、割安を狙わない…。

あくまで相場の流れを重視し、勝率にこだわらず、総額を増やすことだけを考える。

なるほど、意外と忘れられている、大きく資産を増やすための考え方です。

基本的には株・債券のトレードに関する本ですが、著者がやってみて懲りたという不動産投資、その他の投資についても評価コメントがあり、じつに勉強になりました。

しばらく投資から遠ざかっていましたが、ひさしぶりに全財産突っ込んで勝負したくなりました。

さっそく、ポイントを見て行きましょう。

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上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる

マーケットの潮目に沿って行動するのがいちばん勝つ可能性が高い

勝手な予想はしないで、上がっているうちは持っておくのが基本

「押し目買い」をやってはいけない

「少し下がったところで買う」とか「割安なタイミングで買いたい」とか考えるのは、そもそも発想として間違っている

目先の「利確」に走れば大勝はなくなる

重要なのは勝率ではなく、トータルの損益。そう考えられるかどうかが株で勝つための鍵となる

まずいのは、自分の失敗、敗北を認められないこと。ナンピンは失敗しているのにもかかわらずロットを増やす(=賭け金を上げる)という点でも矛盾している

重要なのは、損をしないことではなく、大きな損をしないこと。大ケガだけはしないようにする、という方針で僕は今の資産を築いた

人が恐怖を感じているときはチャンスになる

多くの人は「安く買って高く売る」という発想でいるから、高いときは買いたくないと思ってしまう

適正な価格なんて本質的には存在しない。買った値段より高く売れれば儲かるから。過去と比較して考えないほうがいい

ニュースはNHKよりツイッターのほうが早い

週末に世界的な事件が起きると、日本で最初に影響があらわれる。イギリスのEU離脱決定、トランプの勝利など、欧米の政治的な事件があると、まず大きく売られる。そのとき日本では売られすぎる傾向がある。僕の経験からいえば、こういうときは90%は逆張りで買っていい

配当狙いは興味がない。儲からないから

大きく動く銘柄に大きく突っ込むのが最も効率がいいから、基本スタイルはそこになる

相場をやっている限り、持っているお金の量が力になる

今の僕の資産の内訳は、ずっと持ち続けている株が1%弱。金とプラチナが2%。不動産が10%。再保険商品が10%、外貨建債券などが6%くらいあって、残り70%ほどは現金。だからキャッシュで160億円ぐらいある。で、勝負するときには、税金の引き落としとかの口座に入れている10億円をのぞいた150億円をトレードに使っている

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投資だけでなく、何を買うか、どう生きるかといった人生哲学も書かれており、お金持ちの思想が垣間見れる、興味深い内容です。

個人投資家の目線で見たマーケットの攻略法が書かれており、下手なプロが書いている本よりも、個人には参考になる一冊だと思います。

元本を減らさないこと、勝ちの絶対額にこだわること、投資に付随するコストを忘れないこと…。

理屈だけの投資本と違い、じつに実践的な内容でした。

これは「買い」の一冊です。

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『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』cis・著 KADOKAWA

<Amazon.co.jpで購入する>
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◆目次◆

第1章 本能に克てねば投資に勝てない
第2章 相場は仮説を生み出した人が勝つ
第3章 勝つための一歩は場と自分を冷静に見ること
第4章 職業・トレード職人
第5章 投資に必要なスキルはゲームで磨いた
第6章 億万長者になれたのは2ちゃんねるのおかげ
第7章 これから株を始めるなら
付記 ギャンブルを制すものは株を制す

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