2019年1月18日

『「すぐやる人」の読書術』塚本亮・著 vol.5197

【ベストセラー作家、注目の読書術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756920101

本日ご紹介する一冊は、20万部突破のベストセラー『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』の著者、塚本亮さんの新刊。

※参考:『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475691876X/

テーマが読書ということで、自ずと評価が辛くなりますが、行動ベースの読書について、じつに重要なことを述べています。

・「本を読み切らなきゃいけない」という意識を捨てること
・すぐやる人はインプットとアウトプットの間隔が短い
・自分を動かすような「1フレーズ」と出会った瞬間に動き出す

土井が常々述べていることと似ていますが、まさにビジネスパーソンのための読書術といった感じです。

勉強になったのは、アウトプットの基本「USA」。

「動く」「シェアする」「あつめる」の3つの頭文字を取ったものですが、なるほどこれを習慣化すれば、書き手はコンテンツが量産できそうです。

著者がやっているというインスタグラムの読書メモも、アウトプットのための音声入力も、真似したいと思いました。

さっそく、ポイントをチェックして行きましょう。

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たくさんの本を買って読むのは、目標に向かって小さな行動をするため

すぐやる人は読書で常に自分をアップデートします

すぐやる人は読書で考えを壊し、やれない人は自己肯定のために読む

アウトプットすることで初めて、その読書は「投資」になる

すぐやる人は本を汚し、やれない人は本がキレイ

すぐやる人はこのインプットとアウトプットの間隔が短い

すぐやる人は1つのアイデアに全力、やれない人は学んだことに満足

書店に行ったとき、いつもの棚ばかりではなく、チェックする棚を変えてみること。棚を変えてみると、新しい視点を手に入れることができる

「本を読み切らなきゃいけない」という意識を捨てること

自分を動かすような「1フレーズ」と出会った瞬間に動き出す

本は、あくまでも著者の知の結集にすぎず、他人ごとです。問いを明確にすることで、その本に書かれていることが自分ごとになっていく

自分のなかにある問いを明確にして、その問いを達成するために箇所を限定してとにかく読んでみること

エモーショナルシフトが起きたら、手を動かす

アウトプットの基本は「動く」「シェアする」「あつめる」の3つ(=USA)

著者に会いに行って、アウトプットを加速させる

シェアすることを前提に読書をすることで、本の内容をしっかり理解しようというスイッチが入ります

インスタグラムでアウトプットすることのよさは、ハッシュタグをたどれば同じ本を読んでいる人を簡単に見つけることができるところ

文字を声に出して読むこととそれを自分の耳で聞くことで、黙読するよりも20%、記憶力がよくなる

集中するための理想の環境は、必要なもの以外何もないところ

ワンデイ・ワンアクション

1分野を徹底的に絞り込んで攻める

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本を完璧に読んだけれど、何もしない人より、本を読むのには挫折したけれど、1つアクションが起こせた、という人の方がいい。

特にビジネスは、そういう世界だと思います。

行動すれば、人生は動き出す。
そのための道具として本をどう使いこなすか。

本書には、そのためのTipsが入っています。

ぜひ読んでみてください。

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『「すぐやる人」の読書術』塚本亮・著 明日香出版社

<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756920101/

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◆目次◆

第1章 すぐやる人とやれない人の読書術
第2章 すぐやる人の読書術グランドルール
第3章 本を読んで「動く」
第4章 「シェア」で成長を加速させる
第5章 将来、すぐやるために「あつめる」
第6章 1日1冊読む! 習慣のつけ方
第7章 行動につながる! 本の選び方

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