2018年12月10日

『ビジネスフレームワーク図鑑』株式会社アンド・著 vol.5173

【フレームワークいいとこ取り】
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本日ご紹介する一冊は、問題発見・解決の際に便利な「ビジネスフレームワーク」を、まとめて紹介した図鑑形態の一冊。

すぐに使える問題解決・アイデア発想のためのツールが計70紹介されており、かつすべてにPowerPointのテンプレートが付いています(Webダウンロード)。

会議やプレゼンなどの場で、緊急に資料が必要な時、使える一冊だと思います。

紹介されているのは、伝統的なロジックツリーや緊急度/重要度マトリックス、3C分析、PEST分析、SWOT分析などのほかに、最新のフレームワークもちらほら。

「概念は知っていたけれど、使い方がよくわからない」という人にも、記入見本が示されているため、使いやすいと思います。

勉強するための本というよりは、即・使うための本。

改めておさらいしたい人にも、ピッタリの一冊だと思います。

さっそく、いくつかポイントをチェックしてみましょう。

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「As is/To be」は、あるべき姿「To be」と現状「As is」のギャップを可視化し、そのギャップを埋めるための方法を考えていくフレームワーク

3Cとは、経営環境について、「自社(Company)」「顧客(Customer)」「競合(Competitor)」の3つの視点で分析し、事業成功のポイントを探るフレームワーク

「PEST分析」とは、自社の事業や組織に影響を与える「マクロ的な環境要因」を考える際に便利なフレームワークのことで、戦略立案・戦術設計の際に活躍します。PESTは「Politics(政治)」「Economy(経済)」「Society(社会)」「Technology(技術)」の頭文字から来ています

顧客と売上の関係や、営業担当者と契約額の関係など、少数の人(要素)が全体の大部分を占める現象を「パレートの法則」と呼びます。この考え方を活かして、自社への貢献度が高い要素は何か、自社の資源をどこにどのくらい割くべきか、といったことを考えるフレームワークが「パレート分析」です

「ペルソナ」とは、商品・サービスの受け手となる代表的な顧客像を言語化したものです。年齢や性別などの基本的な情報のほか、どのような生活をしているのか、どのような情報に触れているのか、何を感じ考えているのか、といった情報を収集・整理します

「カスタマージャーニーマップ」とは、ペルソナが自社の商品・サービスを購入するまでにたどる体験プロセスを、時系列のストーリーで図示したもの(中略)顧客の体験ストーリーを書き出し、整理していく際には、段階ごとの心理状況の中で、ネガティブな要素を可視化することがポイントです。ネガティブな要素を克服するための方法を設計し、スムーズに次の段階へと進んでもらうことが、マーケティング施策の成功につながるからです

「ブレインライティング」は、回覧板のようにシートを次の人に回していき、前の人のアイデアを借りながら思考を広げていく手法

「形態分析法」では、対象となるテーマや課題に対して、まずその対象を構成する変数を明記し、各変数の要素を挙げます。そして、その要素を組み合わせて、アイデア化していきます

「AARRR(アー)」とは、顧客獲得から収益化までの段階を5つに分け、各段階に応じたKPI(重要業績評価指標)を設定し、仮説検証をしていくフレームワーク

「KPT(ケプト)」とは、「Keep(継続すること)」「Problem(改善すること)」「Try(新たに挑戦すること)」の3つの要素から、現状の業務状況を振り返るフレームワーク

「YWT」とは、「Y(やったこと)」「W(わかったこと)」「T(次にやること)」の3つの項目で振り返りを行い、次につなげていくためのフレームワーク

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最近のビジュアル本の特徴ですが、本当に読まなくても理解できるように工夫されており、今後ますます文字は減っていくのでは、と思わせる本作りでした。

とはいえ、ここまで時間をかけずにビジネスフレームワークを使いこなせるなら、確かに便利は便利。

使いこなすまでには練習が必要な気もしますが、必要最小限押さえておきたい人には、ピッタリの内容だと思います。

ぜひ、チェックしてみてください。

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『ビジネスフレームワーク図鑑』株式会社アンド・著 翔泳社

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◆目次◆

序 章 フレームワークを活用するために
第1章 問題・課題を発見する
第2章 市場を分析する
第3章 課題解決のためのアイデアを練る
第4章 戦略を立案する
第5章 業務を改善する
第6章 組織をマネジメントする
第7章 他者に伝える・共有する

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