2018年11月22日

『バカとつき合うな』堀江貴文、西野亮廣・著 vol.5162

【話題書】
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最近思うのですが、1冊の本を読むのに一般の方なら約2時間。これが1万部売れたらトータル2万時間。

1人の人間の現役時代が半分終わってしまうくらいの時間です。

1万時間かければプロフェッショナルになって大成できる、という「1万時間の法則」というのがありますが、2万時間あれば、かなりのことが成し遂げられるでしょう。

だからこそ、本を作る人間には、責任が問われるのです。

という前提で本日ご紹介する一冊は、現在ベストセラーとなっている、堀江貴文さん、西野亮廣さん共著の一冊。

まあ、有名人2人くっつければ売れるのはわかるし、読みたい気持ちもわかるけど、正直内容が薄くて、これはちょっとなあ、というのが正直な印象です。

まあ、環境やつき合う人間を選ぶこと、人と違うことをやること、レールから降りることとか大事ですけど、読者は、小学生や中学生じゃないんだから、こんなことを今さら言われても…。

戒めのリストとして手元に置いておくならかろうじてアリでしょうが、社会人の本としては、ちょっと物足りない印象です。

ただすごいと思ったのは、二人とも自分を客観的に見つめていて、バカにならないよう(時にバカになれるよう)非常に注意深くモニタリングしているということ。

成功する人って、自分すら信じないんですよね。
ここは見習うべきポイントだと思いました。

ではさっそく、内容のポイントをチェックして行きましょう。

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環境や付き合う人間を選べないと考えてしまうのは、バカの思考(堀江)

バカばっかりの環境の中、ひとりの例外に出会います。小学校3年の時の担任の星野先生。彼女はこう言ってくれました。「あなたの居場所はここではない」(堀江)

成功している人って、運がいい人ではなく、運任せにせずに勝つための情報を集めにいった人なんです(堀江)

上司、先生、家族、友人……それが誰であっても、「みんなと同じことをやりなさい」という人は、全員バカです(西野)

やはり本当に尊敬する偉大な先輩方は、新しいゲームルールを作っていっている(西野)

いまの時代に必要なのは、我慢できないほど、「これをやりたい!」と欲望する力(堀江)

経験値が低い人の勘ほど意味のないものはない(西野)

常識を、それがどうして成り立っているかを考えずに受け入れていくことは、怖いことです。それはつまり、知らない誰かに代わりに考えてもらうことだから(西野)

ひとつの仕事で一生を生き抜くなんて、天才にしかできない生き方(堀江)

必要に迫られなかった進化なんてない(中略)天才になる必要がある環境に人を追い込めば、その人は天才になるんです(西野)

にわかを否定しちゃうと、落ちるお金がだいぶ少なくなります(西野)

多くの人は、人生の時間を、なににどれくらい投じるかについて、主体的に選択していません(堀江)

感覚を若いまま保ちつづけるということを、精神論でやるのは無理(中略)精神論ではなくて、システムを作ること(西野)

“世間一般でいうところの「空気が読めるヤツ」”は、意思決定を大衆に委ねてしまっているので、おかげで、信用することができません。信じてついていったら、タイタニック号に乗せられてしまうことがあるからです(西野)

バカは人より多くバッターボックスに立つ。バットを振らなきゃヒットを打てないんだから、バットを振った回数が多い人ほど成功する(堀江)

善や正義は恐ろしい。それは必ず思考停止を生むから。宗教は、善や正義を作り出すものです。そして思考停止が生まれ、場合によっては暴力さえをも肯定してしまう(堀江)

いいバカは世界を明るくする(西野)

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本書を読んで感じたのは、日本の家庭教育は本当に崩壊しているんだなあ、ということ。

公教育と私教育は本来違うものなので、社会や先生の言うことを鵜呑みにする、というのは本来おかしいことなのですが、それを著者から学ぶ時代になっている。

そりゃ、イノベーションが起こらないはずですよね。

もしみなさんが社会や組織の論理に飲み込まれそうになっていたり、何か反逆を起こす必要があるのに勇気が持てない、というのなら、本書はヒントになると思います。

ご自分の目で、ぜひチェックしてみてください。

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『バカとつき合うな』堀江貴文、西野亮廣・著 徳間書店

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◆目次◆

第1章 バカはもっともらしい顔でやって来る。気をつけろ!
第2章 バカになにを言ったところで無駄。ムキになるな!
第3章 ふたつの「バカ」

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