2018年9月13日

『世界最高のチーム』ピョートル・フェリクス・グジバチ・著 vol.5115

【グーグル流、最高のチームの作り方】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023317284

本日ご紹介する一冊は、2011年にGoogleに入社し、アジア・パシフィック地域の人材開発、グローバル人材の育成にかかわった著者が、グーグル流のチーム作りを説いた一冊。

これまでにも、『ワーク・ルールズ!』、『How Google Works(ハウ・グーグル・ワークス)』など、いくつかグーグルの人事に関する本が出されていますが、これが一番現場マネジャーが等身大で読める本のような気がします。

※参考:『ワーク・ルールズ!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492533656/

※参考:『How Google Works(ハウ・グーグル・ワークス)』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532198348/

<よいチームには「心理的安全性」が欠かせない>として、その心理的安全性をどう確保するか、どうコミュニケーションするか、具体的なやり方が書かれています。

プライベートの相談をどう聞けばいいのか、仕事をどう依頼すればいいのか、チームを生産的にするため、どんな刺激を加えればいいのか。

マネジャーならぜひ、読んでおきたい内容です。

さっそく、ポイントをチェックして行きましょう。

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◆優秀なマネジャーの8つの特徴
1.よいコーチである
2.チームを勢いづけて、マイクロマネジメントはしない
3.チームのメンバーが健康に過ごすこと、成果を上げることに強い関心を持っている
4.生産的で成果主義である
5.チーム内のよき聞き手であり、メンバーと活発にコミュニケーションしている
6.チームのメンバーのキャリア形成を手助けしている
7.チームのためのはっきりとしたビジョンや戦略を持っている
8.チームのメンバーにアドバイスできる専門的技術・知識を持っている

◆生産性の高いチームの特性
1.チームの「心理的安全性」が高いこと
2.チームに対する「信頼性」が高いこと
3.チームの「構造」が「明瞭」であること
4.チームの仕事に「意味」を見出していること
5.チームの仕事が社会に対して「影響」をもたらすと考えていること

自分らしく働くとは、「自己認識・自己開示・自己表現ができる」ということです。要は、「安心してなんでも言い合えるチーム」が心理的安全性の高いチームなのです

グーグルでは、マネジャーが進行役になって、「ライフ・ジャーニー」というセッションをよくやっていました。A3の紙に、自分がどんな人生を歩んできたのかを、ターニングポイントにおける「(1)行動、(2)その意図、(3)味わった感情」がわかるように、できるだけ具体的に書いてもらいます。書式は自由です

プライベートな相談は、聞いてあげるだけでもいい

次のワン・オン・ワンのときなどに折りに触れて、「その後、どうなりましたか?」などと気にかけてあげることが需要

まずお互いの言い分を十分に話してもらう。そして「AさんがBさんにしてほしいのは、これですね。BさんがAさんにしてほしいのはこれですね」と確認したあと、Aさんに、「Bさんは何をしてほしいと言っていましたか? 言ってみてください」と復唱してもらう。同じくBさんにも、「Aさんは何をしてほしいと言っていましたか? 言ってみてください」と復唱してもらう──。「ああ、そういうことがしてほしかったんだな」と、自分に対する相手の要望をお互いに認識できると、感情的な衝突はとたんにやわらぎます

よい集合知を得るには、完璧主義ではなく、「実験主義」

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あっという間に、紹介し切れないほど赤ペンチェックが増えてしまいました。

チーム全員が「心理的安全性」を感じながら、自由闊達に議論ができる。そんな会社を作りたい方には、本書は最適の一冊です。

アイデアが競争優位性を生みだす時代の、新しい組織管理の方法。

学びたい方は、ぜひ、一読をおすすめします。

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『世界最高のチーム』ピョートル・フェリクス・グジバチ・著 朝日新聞出版

<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023317284/

<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07GBTBCKK/

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◆目次◆

第1章 世界共通のチームづくりのルールとは
第2章 「愚痴」も「もめごと」もチームにとってよいこと
第3章 チームのパフォーマンスを向上させる「良質な会話」
第4章 “一瞬”で差をつける「チーム時間」の使い方
第5章 「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法
第6章 劇的に生産性を上げる仕組みのつくり方

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