2018年8月8日

『人を動かしたいなら、「やれ」と言ってはいけない』小山昇・著 vol.5089

【一流の上司は何が違うか】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797393238

本日ご紹介する一冊は、経営者、マネジャー、親など、人を動かしたい人のための啓発書。

タイトルにある、<「やれ」と言ってはいけない>は、まさに、命令されたくない人間の本質をついており、じつにキャッチーな言葉だと思います。

本書では、部下とどう接したらいいかを、「三流」「普通」「一流」の3つのレベルで示しており、マネジメントの「正解」が端的にわかるよう工夫されています。

書かれていることは耳に痛い内容ばかりで、「おっしゃる通り」の一言。

部下とのコミュニケーションのポイントも具体的に書かれており、今すぐ使える内容だと思います。

最初からやる気のない社員はいませんが、経営者・上司と触れた結果、やる気をなくす人はたくさんいます。

人材難の時代に、どうすれば部下が辞めないか、どうすればやる気を出してもらえるか、マネジャーは読んでおくべき内容だと思います。

さっそく、いくつかポイントをチェックしてみましょう。

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【問題2】ルールを守らない社員にどうルールを守らせるのか私の答えは、「社長もルールを守る」です

人を動かすには、相手にとっての正解を提示すること

社員を動かすには、「やりたいこと」ではなく、むしろ「やらないこと」を先に決める。部下の時間にも、体力にも、能力にも限界があります。ですから、あれもこれもやらせてはいけません

そもそも私は、部下に「100点」を期待してはいません。一番大切なのは、仕事は「そこそこ」でもいいから、体験をさせることです

「高い目標」は与えず、「できる目標」を設定

といっても、本人にとって難易度の高い仕事を頼まなければならないこともあります。そのときは、「あなたができると思っているから依頼している」「チャンスを与えている」ことを伝えます

賞与を50万円もらったら、10万円を抜き取り、「40万円」だけ奥さんに渡す。そして、抜き取った10万円を部下との懇親のために使う

◆ほめるときのポイント
(1)数字を入れてほめる
(2)「過去の自分」と比較してほめる

社員のフルネームを知らない社長は、ダメ社長

事実を確認しないで叱りはじめるから、反論が出る

社員の失敗は、社長の指導不足が原因

仕事も、おしゃべりもさせる

【5つの情報の報告の順番】
(ア)数字(実績報告)
(イ)お客様からの声
(ウ)ライバル情報
(エ)本部・ビジネスパートナー、市場の情報
(オ)自分・スタッフの考え

プライベートで悩みを抱えている社員は、仕事が絶対にうまくいきません

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以前ご紹介した、『社長の鬼原則』という本にも書かれていましたが、経営が上手くいかなくなる理由は、かなり単純です。

※参考:『2000人の崖っぷち経営者を再生させた 社長の鬼原則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761273461/

しかしながら、それに当の経営者が気づき、改善できるかはまた全然違うお話。

自らの行動を省みて、部下が自主的に動くには何が必要か、ぜひ本書を読んで考えてみてください。

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『人を動かしたいなら、「やれ」と言ってはいけない』小山昇・著 SBクリエイティブ

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◆目次◆

第1章 なぜ、人が動かないのか
第2章 人を動かすほめ方・叱り方
第3章 打てば響く組織のつくり方
第4章 「人が残る組織」のつくり方
第5章 ついていきたくなる人の条件

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