2018年7月5日

『これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話』堀江貴文・著 vol.5066

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本日ご紹介する一冊は、気になる仮想通貨と未来のお金の話を、ホリエモンこと堀江貴文さんが説いた一冊。

仮想通貨の仕組みから、それぞれの仮想通貨の解説、そこにどんなビジネスチャンスがあるかなどを丁寧に解説しており、仮想通貨本をたくさん読んだ人には、おさらいのような内容です。

俄然面白くなるのは、後半部分で、ここではお金がなくなった後のわれわれの社会を著者が予言しており、生き方、働き方を考える上で、示唆に富んだ内容です。

・お金持ちより、トリュフ持ち
・「資本主義」から「価値主義」へ
・「社会にとって役に立たないこと」を、どんどんやった方がいい
・いつまで君は、円建てで、人生を考えているんだろう?

など、興味深いメッセージが綴られています。

脚注に丁寧な用語解説が付いているので、仮想通貨に関してまったく知識がない人でも、問題なく読めると思います。

さっそく、いくつかポイントをチェックして行きましょう。

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きっかけは投機でもいいのだ。結果的に、便利な世の中が形成されることが最も重要なことだ

スマートコントラクトは、こうした契約条件の取り決めや証明・執行の方法までを自動化させるアプリケーションやプログラムと考えてもらえばいい。ごく簡単に言えば、支払いが遅れたら、購入者の口座から販売者の口座に自動的に遅延損害金が移るようなプログラムが組めるということだ

人工知能が最終的に目指すところは「中心=プロトコル(機械)周囲=機械」だろう

お金がある人はZOZOTOWNで洋服を買って、インスタに写真を上げたあと、メルカリに流すという行動に出る。お金がない人は、メルカリに流れた服を買って、やっぱりインスタに上げて、再びメルカリに流す

スマート物々交換で人が幸せに生活していける世界は、実現しかけている

今後は、個人発信の活動でセレブに並ぶVALUをつける人が出現したり、世界的著名人が参入してきたりする可能性は、大いにある

お金持ちより、トリュフ持ち。この事実を理解できるかどうかが、価値主義社会で生き残る分かれ道になるだろう

今後は、お金などの資本に変換される前の価値を中心とした世界へ変わっていく。「資本主義」から「価値主義」への流れが起きているのだ

「社会にとって役に立たないこと」を、どんどんやった方がいいと思う。社会にとって役立つことは、機械に置き換えられるからだ

銘柄思考を、持とう。役立つかどうかはさておき、あなたという銘柄に、どんな価値があるか? 金儲けを考えている時代ではないのだ

金持ちになんて、ならなくていい。世の人たちにとって、「堀江貴文は信用できるね、何か価値があるよね」と思ってもらえたら充分。その評価の取引において、現金が使われても、使われなくても構わない。むしろ現金が介在すると税金が取られるので、ひどい損だ

いつまで君は、円建てで、人生を考えているんだろう?

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前半の仮想通貨の解説は、類書で学んだ人には重複になってしまうと思いますが、社会が今後、どのように発展していくのか、何がその時、人間の価値になるのか、という議論はじつに興味深く読めました。

本書を読めば、なぜお金を稼いでも幸せになれないのか、労働の対価をお金ととらえる風習がなぜまずいのか、よくわかります。

とは言え、仮想通貨はまだまだ混乱すると思いますので、投機としてとらえる方は、どうぞ自己責任で。

議論としては、本にとどめることなく、みんなで議論すべき、興味深い内容です。

ぜひチェックしてみてください。

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『これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話』堀江貴文・著 徳間書店

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◆目次◆

第1章 僕らは1000年に1度の転換期を迎えた
第2章 ビットコインと自由
第3章 イーサリアム革命
第4章 国家と通貨と仮想通貨
第5章 トークンエコノミーの中で

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