2017年7月6日

『博報堂のすごい打ち合わせ』博報堂ブランド・イノベーションデザイン局・著 vol.4733

【「賢明なる生き方」の指南書】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797391340

本日ご紹介する一冊は、中谷彰宏氏、谷山雅計氏、佐藤可士和氏、佐々木圭一氏など、名立たるクリエイター、著名人を輩出してきた大手広告代理店・博報堂の打ち合わせノウハウをまとめたもの。

博報堂の全社員が身につけるという門外不出の「話し方」「聞き方」のルールを初公開、ということで、これは気になる一冊です。

さすが、見出しも気になるように作ってあります。

・博報堂の「話し方」「聞き方」6つのルール
・打ち合わせにブレイクスルーが起きる8つの質問

で、肝心の中身はどうかというと、これが面白い。

博報堂内部の打ち合わせの話や、過去どのようにしてどんなアイデアが浮かんだかが具体的に書かれており、まさに「当事者しか知らない事実」が書かれています。

読んでみて予想外に良かったのは、最終章の<短時間でアイデアを量産できる「ひとりブレスト法」>。

「カラーバス」「9×3(ナイン・スリー)」「マンダラート」など、気になるノウハウがバッチリ載っていました。

さっそく、気になったポイントをチェックしてみましょう。

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博報堂ケトルCEOの嶋浩一郎は、「自分が直木賞の選考委員だったら、別の本を選ぶのに……」という書店員さんとの会話から「本屋大賞」というアイデアを発想した

私たちが最終的に求めなければならない結論は、A案でもB案でも、C案でもありません。打ち合わせが始まった時点ではまだ生まれていない、想定外の「D案」であり「E案」なのです

博報堂式打ち合わせ4つのプロセス
1.共有 2.拡散 3.収束 4.統一

◆打ち合わせをスムーズに進める5つのポイント
1.事前に「個人で考える時間」をつくる
2.見方の異なるメンバーを集める
3.発言のタイミングをコントロールする
4.1回目の打ち合わせ後に、おおまかな役割分担をする
5.上司がアイデアを複数用意する

◆博報堂の「話し方」「聞き方」6つのルール
1.アイデアは紙に書きながら話す
2.「アイデア」と「コンセプト」を分けて会話する
3.「原則論」や「べき論」で話をしない
4.「ヘタな」会話のキャッチボールを「良し」とする
5.どんな意見でも絶対に否定しない
6.「人のアイデア」には一度乗っかってみる

◆打ち合わせにブレイクスルーが起きる8つの質問
1.「それって◯◯に似ていない?」
2.「その商品の起源はなに?」「その商品は10年後、どうやって使われている?」
3.「個人的に、ココがすごく気になるんだけど……」
4.「ライバル会社なら、どのように攻めてくる?」
5.「自分の実感で言い換えてみると?」
6.「弱みを強みとして考えると?」
7.「その隠れた◯◯を考えてみると?」
8.「そのアイデアをひと言でいうと、何?」

◆ひとりブレスト法 ※一部紹介
・カラーバス たとえば、「今日は『赤』を探す」と決めて外に出ます
・20%ルール 10案中2案は「突拍子もないアイデア」を
・9×3(ナイン・スリー) 最低9枚のふせんにアイデアを書き、客観的にアイデアを選び抜く
・マンダラート 9つのマスを用意し、そのマスを埋めていく
・本屋発想法 店頭に並ぶ書籍の表紙からアイデアを出す

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「8つの質問」と「ひとりブレスト法」が面白くて、ぜひ詳細を紹介したかったのですが、字数の都合で難しいので、ぜひ買って読んで、内容をご確認ください。

博報堂社内の活気あるブレストが伝わってくるようで、ワクワクする内容でした。

ぜひ読んでみてください。

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『博報堂のすごい打ち合わせ』博報堂ブランド・イノベーションデザイン局・著
SBクリエイティブ

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◆目次◆

第1章 なぜ、博報堂は打ち合わせにこだわるのか?
第2章 新しい発想が生まれる博報堂の打ち合わせのしくみ
第3章 博報堂の「話し方」「聞き方」6つのルール
第4章 最高の打ち合わせは「最高の雑談」から始まる
第5章 打ち合わせにブレイクスルーが起きる8つの質問
第6章 短時間でアイデアを量産できる「ひとりブレスト法」

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