2017年7月12日

『ビットコインは「金貨」になる』石角完爾・著 vol.4739

【ビットコインを学ぶ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022514701

昨日は、知人の紹介で、ビットコイン分野で活躍中の若手に会って
きました。

いろいろと質問をして、知識不足の部分を補ってもらいましたが、まだまだわからないところが多いので、今日は手近にあったビットコイン関連本をご紹介します。

本日ご紹介する一冊は、国際弁護士としてアメリカ・ヨーロッパを中心にM&Aサポートなどで実績があるという著者が、ビットコインの基礎知識を説いた一冊。

前半部分で国家と貨幣の歴史を概観し、いかに円・ドル・ユーロなどの紙幣の価値が危ういものなのかを説明。

ビットコインのメリットと安全性に触れつつ、メインプレイヤーが誰なのか、紹介した煽り系の入門書です。

個人的な意見ですが、新分野を学ぶ時は、これぐらい煽り系の本の方がテンションが上っていい。

ただ、扇動されないように注意はしないといけませんが。

さっそく、ポイントをチェックしてみましょう。

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2017年3月にビットコインの価格が初めて金1オンスの価格を上回った

クレジットカードの所有者は、直接おカネを払っているのではない。情報を渡した相手がおカネを引っ張ってくるという、極めて間接的な形を取っているのである。ここには非常に重大な脆弱性が含まれている。それはまさに、「クレジットカード情報を相手に渡す」という点からくる

私がビットコインのソフトを使ってダウンロードしたもの、それを「ウォレット」と言うが、ここから送金をする。その送金の信号はすべて暗号化され、一つひとつに電子認証が組み込まれていく。相手はそれをそのまま受け取る。この間にはまったく犯罪者が入り込む余地はない。だからこそ、ビットコインは商取引に一大革命をもたらすと言われているのだ

一説によると、1人でビットコインを掘り出すとなると、かなりのレベルのコンピューターの知識と、最先端のPCを何台も買い込んで、約3年かかると言われている

コーデルは、デジタルデータの改変不能な貯蔵を約束している会社

イギリスではブロックチェーン技術を使って、株式取引をすべて自動化して行おうとしている。その中心となっているのが、SETL(https://setl.io/)というベンチャー企業だ。このSETLは、海運取引におけるコンテナの導入と同じ革命を証券業界にもたらすといわれており、何と日銀総裁に相当するバンク・オブ・イングランドの元総裁、サー・デイヴィッド・ウォーカーが役員に名を連ね、あっという間に300億ポンドの資金調達に成功してしまった。このSETLの創業者は、ピーター・ランデル

最も注目されているのは、「サイクロス(Cyclos)」という、2005年に生まれたシステムで、Java言語で書かれたクリプト・カレンシーである

現在のクリプト・カレンシーの問題は、ハッカー集団の襲撃に対していまだ脆弱であること

コインベースとビットペイは、どちらも世界最大級のビットコイン交換所

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前半部分は、ある程度歴史を学んだ方なら当然ご存知の内容であり、ほぼビットコインに関する部分は後半の一部に絞られます。

本書の正しい使い方としては、後半に登場するプレイヤー・固有名詞をネットで調べながらチェックする、というのが良いのではないでしょうか。

ぜひチェックしてみてください。

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『ビットコインは「金貨」になる』石角完爾・著 朝日新聞出版

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◆目次◆

第1章 ビットコインの登場で世界史が変わる
第2章 円も、ドルも、フィアット・カレンシーはかくも不安定なもの
第3章 今、世界が注目する「デジタル仮想通貨(クリプト・カレンシー)」
第4章 「ニセ札と戦ってきた歴史」は終焉を迎える
第5章 ビットコイン、その安全性に迫る!
エピローグ 「サトシ・ナカモト」の正体

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