【売れてます】
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本日ご紹介する一冊は、今売れている、投資信託の本。
著者は、楽天証券経済研究所ファンドアナリストの篠田尚子さんです。
本書では、著者が考える良い投資信託の基準と、それによって選び抜かれた、「本当にお金が増える投資信託」を紹介しています。
本書によると、2017年2月時点において、日本国内に存在する投資信託は約6000本。本書では、そのうち10本を紹介しています。
DIAM国内株オープン
iTrust日本株式
ニッセイ健康応援ファンド
三井住友・配当フォーカスオープン
J-Stockアクティブ・オープン
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド
セゾン資産形成の達人ファンド
エマージング・ソブリン・オープン(資産成長型)
投資のソムリエ
AMC/ステート・ストリート・リスクバジェット型バランス・オープン(ステイブル)
6000本の投資信託のなかから、金融機関向けや企業の年金専用の商品、個人向けでも自由に売買できない「単位型」などを抜くと、約3000本。そこからインデックス型の商品1000本を除いた2000本を、「6つの条件」で選別し、10本に絞り込んでいます。
「6つの条件」とは何か。どんな商品が紹介されているのか、なぜそれがおすすめなのか、さっそくチェックしてみましょう。
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目標額から逆算して商品を選んでしまうと、どうしても過去に大きなリターンを記録している商品を選びがち
インデックス型の成績を大きく上回る、優秀なアクティブ型の商品がきちんと存在している
インデックス型は指標に連動する必要があるので、時価総額は大きいものの、かならずしも優良とはいえない銘柄にも投資しなければならない
過去や直近の「基準価額の推移」や「運用成績」をチェックするだけでは、“偶然”や“まぐれ”の要素も混ざっているため、その商品が本当に優良か否か、正しい判断が難しくなる
シャープレシオとは、取ったリスクに対してどれだけリターンをあげることができたかを表した数値です。この数値が大きくなるほど、「低いリスクで高いリターンが得られる運用効率がよい投資信託」ということになります
「商品の運用会社や運用担当者(ファンドマネージャー)が優秀かどうか」も商品を判断する上で重要な材料
◆「本当にお金が増える投資信託」の6つの条件
1.購入手数料がかからない
2.決算回数が年2回以下
3.3年以上の運用実績
4.2社以上の金融機関で購入が可能
5.同じカテゴリーに属する商品との比較
6.運用手法および運用体制の評価
分配金を払い出してしまうと税金が徴収されるため、積み立て投資を含む長期投資を前提に考えると、分配金は再投資をして、運用成績のさらなる向上に活用すべきです。決算自体も、頻繁におこなうとコストがかかってしまいます。したがって決算回数が年2回以下で、分配金を再投資するタイプを条件に設定します
成長の途中段階にあるときに、大きな収益をあげて大企業の仲間入りをするような企業を発掘するのは、株式投資の醍醐味でもあります。そうした銘柄は、当然、株価も大きく上昇するので、大きな投資収益も得られることになります。「J-Stockアクティブ・オープン」は、そうした状況にある新興市場株を中心とした投資をおこない、なんと2003年11月の運用開始以来、じつに540%の上昇率を記録しているのです
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基本、インデックス型の投資信託は省かれており、紹介されているのはアクティブ型の投資信託に限られますが、これから投資信託を購入検討する方には、良いヒントになると思います。
「月次レポート」の見方、「トータルリターン」をチェックすることなど、実際に投資している人にもアドバイスがあり、参考になりました。
ぜひチェックしてみてください。
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『本当にお金が増える投資信託は、この10本です。』篠田尚子・著 SBクリエイティブ
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◆目次◆
第1章 世間に広まる投資信託の「常識」は間違いだらけ
第2章 分析のプロが初めて明かす「判断基準」
第3章 「本当にお金が増える投資信託」はこの10本!
第4章 投資信託の「買い方」のコツ
第5章 投資信託「購入後」にやっておきたいこと
第6章 より安定した資産づくりのために
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