2017年5月14日

『アメリカ海軍に学ぶ「最強のリーダー」』マイケル・アブラショフ・著 吉越浩一郎・訳・解説 vol.4680

【注目です。】
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本日ご紹介する一冊は、全米で90万部を売り上げたリーダーシップ論の名著、『アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方』の著者による注目の新刊。

※参考:『アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方』
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著者は、元アメリカ海軍大佐で、機能不全に陥っていた軍艦ベンフォルドの艦長として、同艦を「海軍No.1」呼ばれるまでに大変革した人物。

前作はこの「ビジネスブックマラソン」でも、「1000冊に1冊の名著」としてご紹介しましたが、その著者の最新刊となれば、ご紹介しないわけにはいきません。

前作のような、泣けるほどの感動はありませんが、リーダーとして部下にどう接すればいいか、誰を選べばいいか、どんな人にチャンスを与えるべきか、危機にどう対処すべきか、ヒントがたくさん詰まった内容です。

・競争よりも連帯
・「正直さ」を歓迎する
・少数派にチャンスを与える

今回は、著者が新人の頃、リーダーシップを教えてくれたドゥーリーさんの話が入っていて、こちらも勉強になりました。

さっそく、ポイントをチェックしてみましょう。

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「いいか。腹が立ったときは、伝えたい内容を書いて、ひとまず未決箱に入れておけよ。四八時間経ってまだ同じ心境であれば、そのまま送ってもいい。だが、気持ちが落ち着いて、内容が子どもじみていると思ったら破り捨ててしまったほうがいい」(著者の元上司)

まず新人に対して、組織が正しく進んでいると感じさせるのがリーダーの仕事

自分の妻や娘が職場でどのようにあつかわれるべきかを想像して、彼女を大切にするように自分の部下とも接すればいい

「金持ちになるよりも、人助けをしたい」と考える志望者を選んでいる(キーン・モビリティCEOバイル・ホートン)

「舵をとれ。ただし航路は外れるな」

リーダーは部下たちのために、限界を設定しなければならない。彼らは自分たちがどの範囲を任されたのかを知り、その範囲から外れてはならないと自覚する必要がある。そのためにはリーダーが、部下が絶対に越えてはならない一線を示すことだ

「少数派」にこそチャンスを与えよ

他人は変えるな、まず自分が変われ

上司の“結論”はあと回しだ

私が最初にかならず尋ねるのは、「その間違いをいつから知っていたのか」という点だった

ポイントは、社内の問題を個人や部署の責任に帰すことはしないということだ。「失敗するのは人ではなくシステムである」というのが組織のスローガンになっている

“尖った部下”を引き立てよ

部下の利益を第一に考える

艦が沈めば、溺れるのは全員だ

つねに「プランB」を用意する

すべてのリーダーは、その権限を象徴するモノをなかなか手放せない

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著者が現在、経営コンサルティング会社を営んでいることもあり、事例には民間企業の例も多く登場するので、イメージしやすいと思います。

前著のような新鮮さや感動はありませんが、やはりこれも良い本です。

ぜひ読んでみてください。

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『アメリカ海軍に学ぶ「最強のリーダー」』マイケル・アブラショフ・著
吉越浩一郎・訳・解説 三笠書房

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◆目次◆

1.「やあ、われわれの艦にようこそ」
  なぜ、このチームだけが、圧倒的に勝てるのか?
2.「きみの決断に、艦の命運がかかっている!」
  一人ひとりの力を200%引き出す法
3.かぎりなく風通しのいい環境づくり
  リーダーは“正直さ”を歓迎せよ
4.「競争」より「協調」が、成功を約束する
  「ズバ抜けた結束力」のつくり方
5.可能性を見抜き、人を育てる
  信頼は「チーム必勝の武器」である
6.星を目指して、進路をとれ!
  組織を一つにする「明確なビジョン」
7.頭がいい人の、上手なリスクのとり方
  “向かい風”に、どう立ち向かうか
8.「自慢の上司」は一日にして成らず
  先頭を行くリーダーの「永遠のミッション」
エピローグ 海軍の成功法則は、ビジネスの現場にも活かせる

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