2016年2月11日

『めんどくさがる自分を動かす技術』冨山真由・著 石田淳・監修 vol.4223

【行動力強化のコツ】
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先日ご紹介した、『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』のメインメッセージは、じつに納得できるものでした。

※参考:『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』
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いわく、<人の行動力は、モチベーションが支配しているのではありません。行動力は「気分」で決まるのです>。

この「気分」を支配しなければ、受験勉強だって仕事だってうまくいくはずがありません。人間は気分で行動するからです。

本日ご紹介する一冊は、その気分をコントロールするテクニックを、行動科学マネジメントの視点から解き明かした一冊。

いわく、<意志の力だけでは、人間は動き出せない、続けられない>。

そこで本書では、読者が自然と行動したくなってしまう環境作り、仕組み作りを提案しています。

ポイントカードを作る、枕元に明日の身支度を置く、自分の行動の軌跡を棒グラフや折れ線グラフで「見える化」するなど、人間が自然に行動したくなる「仕組み」をいくつも提案しており、さっそく試してみたい気分に駆られます。

いくつかポイントを見て行きましょう。

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あなたが行動できないのは、やる気や性格、ましてや能力のせいではありません。自分を正しく動かすコツを知らないだけなのです

意志の力だけでは、人間は動き出せない、続けられない

人が自然と行動したくなってしまう環境や仕組みを作ってしまえばいい

行動科学マネジメントでは、行動を2つに大別します。1つは「不足行動」。これは目標達成に必要な行動のことです。対するもう1つは、「過剰行動」。これは、目標達成を邪魔する行動のことです

行動科学マネジメントとは、
目標達成に必要な「不足行動」を増やす
目標達成を邪魔する「過剰行動」を減らす
両方をコントロールするための実践テクニックです

人間には「ポイントがたまる」ということが小さなごほうびとなり、その行動をしたくなるという習性がある

“小さなゴール”の設定も、行動が楽しくなるアイデアの1つ

行動科学マネジメントでは「今やっている仕事に関係ないモノは一切デスクに置かない」のがベストだと考えます

色分けする書類整理術で、探しモノをするムダな時間が劇的に減る!

すぐに決められない場合は「とりあえず」の処置を。迷いがなくな
り、仕事がサクサク進んでいく!

あなたのバッグに入っている「使うかもしれない」を取り除こう

枕元に明日の身支度を置いて、動きやすい朝環境を作っておこう

何をやるにも数字と日時を必ず設定しましょう

集中したいなら手が届くところに“誘惑するモノ”を置かない

ポイントカードを活用して、行動するメリットを作り出そう

自分の行動の軌跡を棒グラフや折れ線グラフで「見える化」しよう

第三者の協力が必要な仕事は、午前中のうちに手をつけておこう

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勉強したくてもついお酒やゲームの誘惑に負けてしまう、お子さん
が勉強しないので困っているなどという方は、ぜひ読んで、自然に
行動したくなる「仕組み」を学んでみてください。

サクサク読んで役立つので、これはぜひ読んでおきたい一冊です。

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『めんどくさがる自分を動かす技術』冨山真由・著 石田淳・監修 永岡書店
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◆目次◆

第1章 自然と行動したくなる「動ける環境」を作る技術
第2章 行動を邪魔する「動けない習慣」を捨てる技術
第3章 自発的に「行動するクセ」が身につく技術
第4章 行動を正しく「コントロール」して成果を出す技術
第5章 サクサクと「動けるようになった」人の成功エピソード
第6章 行動を習慣化して「最速で目標達成」する技術

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