2015年7月7日

『不動産投資は地方に一棟買うことからはじめなさい!』 竹居百合子・著 vol.4004

【女性必読。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862804543

仕事と家庭の板挟みで苦しむ女性が、お金と自由を手に入れる道。

それは、主に以下の3つであると考えています。

1.管理職になる(部下ができるから任せられる)
2.起業する(時間の融通がきく)
3.不動産投資をする(時間的・物理的拘束から開放される)

なかでも、3の不動産投資は、働く女性に限らず、主婦にとっても重要です。なぜなら、夫が稼いだお金を運用するのに、不動産投資ほど安全・確実なものはないからです。

だからこそ常々、女性が金融リテラシーを上げることを説いているのですが、セミナー参加者にしかわかってもらえない。

そこで、いい本を見つけました。

『お金持ち入門』!(笑)…じゃなくて、以下の本です。

『不動産投資は地方に一棟買うことからはじめなさい!』。

著者の竹居百合子さんは、元大手証券会社の社員で、昼休みだけで年収6800万円を稼ぎ出していたというカリスマ大家さん。

総資産約5億6600万円、所有アパート・マンション8棟、戸数100戸。入居率97%は驚きの数字です。

本書には、そんな著者がまとめた、地方不動産投資のノウハウが書かれています。

さっそく、内容をチェックしてみましょう。

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不動産投資をする場合、不動産を売却したときのキャピタルゲインをアテにした投資はしない

物件の利回りを高くするには、家賃収入を高くするか、売買価格を安くするしかありません。ただし、中古物件の家賃は、入居者がすでにいるため、すぐに値上げをするのは、なかなか難しいことです

利回りの高い物件は、難易度も高いですし、取得するまでだけでなく、取得後も時間と手間がかかります。仕事も忙しく、家族や自分のための時間も大事にしたいのであれば、高利回りを望まず、あまり時間と手間のかからない8~10%くらいの物件から狙うべき

返済比率=返済金額(元本と金利の合計額)÷家賃収入

安全な投資を目指すなら、返済比率は50%以下にしておくべき

新築ワンルーム投資は絶対にするべきではありません

中古の区分所有は、新築以上に空室リスクが高い

◆札幌に物件を買う理由
1.利回りが高い(現在でも約10%)
2.物件の需要が安定している(190万人の人口)
3.地震のリスクが少ない
4.減価償却費が多くとれる
5.遠いので自分では何もできない

商業用物件は空室リスクが高く、初心者には難易度が高い

シングル向け物件は出入りが激しいですから、ファミリー物件に比べて、短いスパンで入居者の募集が必要

駐車場ですが、駅に近ければ近いほどニーズは低くなります。そのため、全戸分の駐車場が確保されている必要はありません。ただ、ファミリー物件だと、基本的に全戸分あったほうがいいです。北海道など、積雪の多いエリアでは、“雪捨て場”として、もうひとつ余分に必要なくらいです

無茶な指値は失うものが大きい

「頭金は親から借りる」といってはいけない

住宅ローンの繰り上げ返済はしなくていい

できれば避けたいエレベーター付物件

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20%~25%超など、高利回りを謳う不動産投資本が多い中、じつに現実的な提案をしており、好感が持てます。

地方不動産投資ということで、都内の物件の常識とは若干違う部分もあり、注意が必要ですが、限られた予算で地方不動産投資をしたい方には、ヒントが満載。

夫の資産・遺産を活かして不動産投資をしたい方にも、おすすめの一冊です。

ぜひチェックしてみてください。

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『不動産投資は地方に一棟買うことからはじめなさい!』竹居百合子・著 総合法令出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862804543

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◆目次◆

序 章 結果を出す投資家の時間の使い方・お金の貯め方
第1章 物件探しの前にやっておくべきこと
第2章 お昼休みを使って物件を探そう! 準備編
第3章 お昼休みを使って物件を探そう! 実践編
第4章 お昼休みに銀行とやり取りしよう
第5章 お昼休みで不動産管理

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