2015年2月28日

『40歳からは、小さいことにくよくよするな。』横山信治・著 vol.3875

【元気になる本。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569823882

本日の一冊は、40歳で左遷され、嫌々仕事をしていたらうつ病を発症、子どもが登校拒否になるなど、悲惨な人生に陥った著者が、41歳で転職し、成功するに至った考え方を示した一冊。

タイトルに心惹かれ、何となく手に取った本です。

個人体験と意見中心の本は、いまどき流行らない気もしましたが、読んでみて正解でした。

情報量は大したことありません。でも、込められたエネルギー量が半端じゃないのです。

・自分の考えと違う人の発想を楽しむ余裕をもとう
・完璧を求めず失敗を楽しむゆとりを
・世間の体裁を気にして行動しないのはもったいない
・すべての人に好かれようとは思わない
・お金は人生を楽しむための手段

気力・体力・知力すべてが充実していながらも、守るものが多く、ついつい行動できなくなってしまうのが40代。

しかしながら、残された時間を考えれば、いまが一番良い時でかつ、最後のチャンスとも言えるのです。

そんな大事な40代をアグレッシブに過ごすための、生き方のヒントを与えてくれるのが本書です。

20代、30代の読者にとっては、予行演習。40代以上の方にとっては、本番の生き方を指南した本です。

ぜひ手に取って、明日からのエネルギーを蓄えてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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それまで信じていた「正義」「一般常識」「こうであるべき」といったことが、成功には全く役に立たないどころか、私を苦しめるだけだった

カチンときたり、「こうあるべきだ」という考えが頭をもたげてきたら、このように自分に質問するのだ。「この考えは思い込みではないだろうか」「必ずしも事実とは限らないのではないか」「自分が変わることでうまくいかないだろうか」「自分が頭にきたのは、起きた事象の善悪ではなく、私の自己重要感が傷つけられたからではないのか」40歳を過ぎたら、一旦自分のもつ常識をリセットする。そして、自分の考えと違う人の発想を楽しむ余裕をもとうではないか

そろそろ人生の優先順位を決める年齢に差し掛かっている。この先、自分は何をしたいのかを考えてみる時期にきたのである

40歳を過ぎた今、世間の体裁を気にして行動しないのはもったいない

失敗をも楽しもうとする覚悟が、幸運を呼び寄せる

何かを始めるのに遅いも早いもない。やりたいと思った時が、始める時期なのだ

人間は居場所が一つしかなければ、逃げ場がなく苦しいが、いくつかの場所に居場所が分散していれば、心も安定する

◆コーネル大学トーマス・ギロビッチが行った後悔調査(人が後悔すること)
1.学校でまじめに勉強をしなかったこと
2.大事なチャンスをものにしなかったこと
3.友人や家族を大切にしなかったこと

40歳を過ぎたら、本当に必要なものと価値の下がらないものに投資をし、極力買い物は慎重にした方がいい

本当に大切にできるもの以外は、物は増やさないことをお勧めする。40歳を過ぎたらお金をかけるのは、(1)自分への投資、(2)思い出に投資の二つである

お金がないことを理由に夢や目標をあきらめてはいけない

「もっと、もっと」の気持ちが湧いてきたら、「今あるものに感謝する」のが幸せへのキーワード

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『40歳からは、小さいことにくよくよするな。』横山信治・著 PHP研究所
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569823882

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◆目次◆

第1章 40歳から人生を豊かにする「考え方」の基本
第2章 40歳から人生を豊かにする人付き合いの基本
第3章 40歳から人生を豊かにするお金の基本
第4章 40歳から人生を豊かにする人格の磨き方

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