【ベストセラー作家直伝。乱れた心を整える考え方とは?】
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本日の一冊は、東日本大震災後に大ベストセラーとなった『折れない心をつくるたった1つの習慣』の著者、植西聰さんによる啓発書。
※参考:『折れない心をつくるたった1つの習慣』
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もはや、「心が乱れた時には植西さん」というひとつのパターンができつつありますが、確かに、行動への不安を取り除いてくれる良い言葉が並んでいます。
人に非難された時、上手くいかない時、劣等感を感じた時、株で損をした時、人間関係でつまずいた時…。
あらゆるケースに対応した『平常心のコツ』が書かれており、じつに勉強になります。
いくつか、気になった言葉を紹介しておきましょう。
・非難を受け入れてみると、「それも一理あるな」とわかってくる
・「劣っている」のではなく、「自分には他人にはない特徴がある」と考え直す
・「他人は自分のことをわかってくれないもの」という前提に立っておく
・幅のある人間関係を作ることで、心が安定する
・どんな相手であれ、言いたいことは言うほうがいい
ビジネスをやっていると、人間関係上、立場上、どうしてもすべて実践できない場面はあると思いますが、読むだけでも気持ちが晴れると思います。
ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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平常心を保っていくことができる人は、上手くいかないことを「人のせい」にはしません。「他人が悪いから」でもなく、「自分が悪いから」でもないと考えます。「人のせいにする」のではなく、もっと現実的に「上手くいかないのは、どこに問題があるのか」ということを考えます
自分の弱さに素直でいるから、心が安らぐ
「損を取り返してやる」と考えない
心身のバランスを崩して、うつ病になってしまう人には、性格的に共通した特徴があると言います。それは次の三点です。
・生まじめで誠実
・責任感が強い
・周りの評価を気にする
必ずしも「距離感をもったつきあい」=「冷たい関係」ではない
「他人は自分のことをわかってくれないもの」という前提に立っておく
幅のある人間関係を作ることで、心が安定する
どんな相手であれ、言いたいことは言うほうがいい
現実には「好意でしたことが、相手にとって迷惑になることもある」ということを人生の予備知識として持っておくほうがいい
人は批判されながら成長していく
「~たくない」思考から「~たっていい」思考で生きていく
「時には、逃げ出してしまうのも悪くはない」と考える
忙しい人ほど、一人になれる時間を大切にするほうがいい
古代中国の思想家、孟子の言葉に、「恒産なくして恒心なし」というものがあります。「安定した収入を得られる仕事なしに、揺らぐことのない安定した心の状態は得られない」という意味です
人を頼ることに罪悪感を持たない
「イジメられた経験があるから、人にやさしくなれた」と考える
「ありがとう」と言ってくれる人だけに意識を向ける
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『平常心のコツ』植西聰・著 自由国民社
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◆目次◆
第1章 他人の言葉に惑わされない
第2章 クヨクヨしないで生きていく
第3章 鈍感に生きていくほうが幸せになれる
第4章 自分の弱さに素直でいるから、心が安らぐ
第5章 「どうにかなるさ」と楽観的でいる
第6章 「人は人、自分は自分」の関係で人とつきあう
第7章 成り行きに任せるほうが、いい結果が出る
第8章 心を癒す方法を持っておくから持続力がつく
第9章 バランスよく生きることを心がける
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