【アドラー式、積極行動を促す技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798041726
本日の一冊は、最新脳科学とアドラー心理学に立脚した「1分間行動イノベーションメソッド」をベースに、会社経営者、オリンピックアスリート、トップモデル、作家などに指導しているコーチ、大平信孝さんによる売れ行き好調書。
今年は、『嫌われる勇気』がベストセラーとなり、アドラー心理学が脚光を浴びました。
※参考:『嫌われる勇気』
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本書はそのアドラー心理学を、行動を促すために利用したコーチング手法を紹介しています。
うまくいかない原因、行動できない原因を特定するのではなく、「どうしたらもっとうまくいくのか?」と自分に問う。
「欲望」を洗いざらい挙げ、どんどんつなげていくことでビジョンを作る。
「50秒セルフトーク」と今すぐできる「10秒アクション」で、行動を変えていく…。
実践的な手法がシンプルに紹介されており、これは役立ちそうです。
個人的に参考になったのは、成功者は2つの締め切りを設ける、と書かれた部分でした。
本書によると、成功者は「いつまでに◯◯をする」に加えて、「いつから◯◯をする」というスタートの締め切りを設けているそう。
ぜひ参考にして、今日から「行動できる人」になりましょう。
さらりと読めて、役に立つ一冊です。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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成功の秘訣は行動が全て
「なぜダメなのか?」ではなく「どうしたらもっとうまくいくのか?」
原因が特定されたところで、必ずしも行動できるようにはならない
「頭の声」だけに従って生きている人が非常に多い
なぜ、いくら目標を数字で明確にし、さらに細分化しても行動しないのでしょうか? そこには「欲望」がないからです。楽しくないからです
人が劇的に行動し、そして大きな成果を挙げる上で最大のカギとなるもの。それは、「欲望」からスタートして作られた「ビジョン」
「欲望」を洗いざらい挙げていく。そして、どんどんつなげていく。すると、自然とビジョンが出来上がっていきます
「欲望」はドロドロ、ギラギラでいい
◆アドラーが挙げた「幸福の三条件」
1.自分を受け入れていること
2.他者を信頼していること
3.他者に貢献していること
クライアントとのコーチングセッションの中で実際によく使っている手法です。それは「今、何点?」というものです。専門用語では、これを「スケーリング」と呼びます
さまざまな世界で成功を収めている人たちは、毎日の習慣として質の高いセルフトークを行っています
「50秒セルフトーク」で、いったい何をするのか? それは、たった1つです。「本当はどうしたい?」これだけを、自分に問いかけるのです
「10秒アクション」、たった10秒でできることがある
成功者が意識し、実行していることの1つ目は、「2つの締め切りを設けていること」です。多くの人たちは、「いつまでに◯◯をする」というゴールへの締め切りは設定しています。ところが、「いつから◯◯をする」というスタートの締め切りを設けている人は、ほとんどいません
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『本気で変わりたい人の行動イノベーション』大平信孝・著 秀和システム
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◆目次◆
はじめに 「軸なし」と言われたダメ時代
第1章 「原因」を知るより「欲望」を知る
第2章 「欲望」からビジョンが生まれる
第3章 「1分間行動イノベーション」(1)──セルフトーク
第4章 「1分間行動イノベーション」(2)──アクション
第5章 自分と仲良くなるための「1分間アドラーエクササイズ」
第6章 成功者に学ぶ、「行動」を加速させる方法
あとがき
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