2014年10月27日

『2035年の世界』高城剛・著 vol.3751

【高城剛氏が予言する、2035年の世界とは】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569819508

本日ご紹介する一冊は、クリエイター、執筆家、DJとさまざまな顔を持つ高城剛氏が、2035年の世界を予言した一冊。

BBMでも過去、さまざまな予測本を紹介してきましたが、それらをまとめてみると、どうやら本書で紹介されているテクノロジーや未来の姿は、決して荒唐無稽な絵空事ではないようです。

これは、20年後、実際に起こり得る未来なのです。

◆BBMで過去に紹介した予測本 ※一部紹介

『2030年世界はこう変わる』米国国家情報会議・編 講談社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062183765

『2050年の世界地図』ローレンス・C・スミス・著 NHK出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140815353

『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』松田卓也・著 廣済堂出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4331516830

『2100年の科学ライフ』ミチオ・カク・著 NHK出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140815728

『2052 今後40年のグローバル予測』ヨルゲン・ランダース・著 日経BP社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822249417

80~90歳の女性が「美魔女」となる「超健康」社会、LANならぬ「BAN」(ボディ・エリア・ネットワーク)の構築、既に実用化されているカプセル内視鏡をはじめとする「薬事ロボット」、隠しごとができない「脳ログ」、まばたきで写真が撮れる「コンタクト・デジカメ」、「のどが渇いている」などのリアルタイム生体情報を元に広告を打てる「生体情報対応広告」…。

読めば、これからのビジネス、働き方のヒントがわんさか見つかります。

後半の「政治」「経済」「環境」に関する考察は、若干既視感がありますが、「身体科学」「科学」の部分は、興味深く読めました。

1トピック見開き2ページで完結する、コンパクトな読み物なので、興味のあるところからつまみ食いすることも可能。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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2050年に人類の平均寿命は100歳を超える(中略)じつは超健康状態なら、人間のボディは150歳くらいまで十分に持つという(中略)では、どうすれば人は超健康になれるのか。それは病気が発症してから治療する現在の医療から、遺伝子情報を元に病気を未然に防ぐオミックス医療へ移行することによって実現されるだろう

2035年には、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)ならぬ、BAN(ボディ・エリア・ネットワーク)が確立しているだろう。BANとは、自分の身体に関する情報ネットワークのことだ。まず必要なのは、センサーがついた極小デバイスだ。これを体内に埋め込んで、心拍数や血圧、体温、発汗の程度などを計測する(中略)リストデバイスから体内埋め込みデバイスに進化した後は、薬事ロボットとの連携になる。たとえば体内埋め込みデバイスで血糖値の上昇を感知すれば、体内に常駐している薬事ロボットに指令がいって、自動的にインシュリンの注射を打ってくれる

1990年代にはブランド鞄のニセモノが出回り、2000年代は違法ソフト、2010年代は違法ダウンロードが問題だったように、2030年代には、違法なDNAが地下市場を席巻するようになるだろう

人間の細胞には、永久機関に近い動きをする分子モーターというものが存在している。永久機関の発明は無理だが、じつは分子モーターのほうは解明が進み、技術的に再現できるといわれている。もし分子モーターを人工的に再現できれば、サイボーグをつくる技術が飛躍的に進化するだろう。たとえば義足を分子モーターでつくったら、“疲れない足”になる

これからマスに宣伝する「広告」ではなく、買う可能性の高い人にピンポイントで宣伝する「狭告」の時代に入る。狭告を打つには、個人の属性や行動に関する情報が必須。中でも貴重なのは「のどが渇いている」「乳酸が溜まって疲れている」といったリアルタイム生体情報。今後、広告業界では個人の生体情報の争奪戦になる

人は5つの土地を行き来すべきだとよく言われる。「生まれた土地」「パスポートを持つ土地」「仕事をする土地」「資産を持つ土地」「遊ぶ土地」だ

すでに自動車は空を飛ぶ時代に入っている。アメリカのテラフジア社は、「トランジション」という二人乗りのスカイカーの販売を2015~2016年に予定している(中略)注目したいのは航続距離だ。トランジションは燃料補給なしで最大787キロ飛ぶという

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『2035年の世界』高城剛・著 PHP研究所
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569819508

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◆目次◆

SECTION1 身体科学
SECTION2 科学
SECTION3 移動
SECTION4 スタイル
SECTION5 リスク
SECTION6 政治
SECTION7 経済
SECTION8 環境

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