2014年3月3日

『いますぐ妻を社長にしなさい』 坂下仁・著  vol.3513

【サラリーマンでもできる、妻を活用した資産形成術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763133608

本日ご紹介する一冊は、サラリーマンでも妻をプライベートカンパニーの社長にすることで、効率的に蓄財できる節税法を説いた一冊。

著者は投資に失敗し、破産寸前まで行ったそうですが、その後持ち直して、5年で借金を全額返済し、いまでは数億円の資産を持っているそうです。

本書によると、<サラリーマンという職業は、構造的にお金持ちになれないような仕組みになっている>。

その仕組みを乗り越え、蓄財するためには、「妻をプライベートカンパニーの社長にすること」が有効だというのです。

具体的には、妻に不動産経営の会社を持たせて、車を含むすべての経費を、プライベートカンパニーを通して落とす。

おまけに家賃も格安で借りられる、ということのようです。

出資者に子どもや孫を加えることで、相続対策にもなるということですが、全体的に、説明が「粗い」ことは否めないでしょう。

この手法は、不動産経営に携わる方なら、多くが採用している方法であり、どうせ書くなら、きちんと税理士の監修を受けて詳細な説明が欲しかった。

ただ、一般的にはまだ知られていない「プライベートカンパニー」という概念を紹介したという点では、評価できると思います。

気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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プライベートカンパニーは3時間もあれば誰でもつくれます。あとは、それを妻が所有するだけ。すると、サラリーマンでは考えられないような節税が可能になります

じつはサラリーマンという職業は、構造的にお金持ちになれないような仕組みになっているのです

結論からいうと、世の中の人々の感謝の気持ちやお詫びの気持ち、それがお金の正体です。社会に何らかの貢献をして、誰かを幸せにした結果として、あなたのもとに集まってくるものがお金なのです。そして、通貨とは「感謝の気持ちやお詫びの気持ち」をわかりやすく「見える化」したものにすぎません

「自分自身がお金持ちになる」という発想を捨てなさい

◆サラリーマンの「4つの壁」
「税制の壁」「給与体系の壁」「就業規則の壁」「転職市場の壁」

「節税」は世界で一番ノーリスク・ハイリターンな資産形成テクニック

プライベートカンパニーに資産が貯まってきたら、念願のマイホームをプライベートカンパニーで持つこともできます。どういうことかというと、プライベートカンパニー名義で家を買って、社員となっている家族の誰かに対して社宅として激安家賃で賃貸するという裏ワザが使えるようになるのです

自家用車についても、必要であればプライベートカンパニーに買ってもらいましょう。購入時の諸経費やガソリン代、保険料といった維持費もプライベートカンパニーの経費として落とすことができます

プライベートカンパニーの出資者に子どもや孫を加える

子どもの出資分については、110万円以下であれば、贈与しても課税されません

設立時に1つだけ気をつけて欲しいのは、資本金です。特別の事情がなければ300万円未満にしてください。なぜかというと、資本金1000万円以下のほうが、税金が圧倒的に有利だからです

妻が社長になれば生命保険は必要ない

夫がサラリーマン、妻が大家という組み合わせは、じつは向かうところ敵なしの最強の組み合わせです。なぜなら、銀行から見て、一番信頼できる資産は「人物の信用力」、そして「不動産」だからです

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『いますぐ妻を社長にしなさい』坂下仁・著 サンマーク出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763133608

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◆目次◆

第1章 妻が社長をすればすぐ裕福になれる
第2章 妻ほど社長に向いている人はいない
第3章 妻の会社がうまくいく堅実なビジネス
第4章 妻と一緒に幸せを手に入れるために

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