2013年5月21日

『新興アジアでお金持ち』岡村聡・著 Vol.3227

【東南アジアでお金持ちになる方法】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062181622

アベノミクスで儲けた人も、そうでない人も、次なる投資機会として注目したいのが、新興アジア6カ国。

本日ご紹介する『新興アジアでお金持ち』は、そんな新興アジア6カ国に投資する方法、不動産を買う方法、移住する方法を、わかりやすくまとめた一冊です。

ちなみに新興アジア6カ国というのは、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、ベトナムの計6カ国。

これらの国々は、GDPの伸びも著しく、当然株高も、ビジネスチャンスも期待できるのです。

ただし、それぞれの国によって事情が異なるのは当然。なかでも人口の増減は、国の成長に大きく関わります。

<シンガポールやタイ、ベトナムはあと数年で人口ボーナスから人口オーナス(生産年齢人口の割合が減っていく状態)へと転じてしまいます。一方、インドネシアはあと15年、フィリピンにいたってはあと40年近く人口ボーナスの状態が続いていくと見られています>

この人口のほかに、法制度やインフラの整備状況などもありますから、そこはしっかり学んでおきたいものです。

著者の岡村聡さんは、マッキンゼー、国内大手プライベート・エクイティファンドを経て、独立した人物ですが、シンガポールの魅力にひかれ、初訪問から2年で現地法人設立を決めたようです。

本書では、新興アジア6カ国それぞれが今後、どんな動きをしてくるのか、どんなビジネスチャンスがあるのか、著者の見解とデータが示されています。

なかには旅行レベルでわかる情報もありますが、ひと通り読むと、アジア市場に関する理解が深まるようになっています。

アジア株投資に興味のある方、現地でビジネスをしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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シンガポールやタイ、ベトナムはあと数年で人口ボーナスから人口オーナス(生産年齢人口の割合が減っていく状態)へと転じてしまいます。一方、インドネシアはあと15年、フィリピンにいたってはあと40年近く人口ボーナスの状態が続いていくと見られています

バンコクでは距離が数百メートル以内でなければ徒歩圏とはいえません

フィリピンは世界で最も低いハードルで永住権を取得できる国の一つです。2万米ドルの預金を指定された銀行に保有するだけで、永住権を取得できます

インターナショナル・スクールを選ぶ際には、国際バカロレア資格のカリキュラムに準じているかどうかをチェック

バンコクでオススメのインターナショナル・スクールは、タイ国内で最も歴史が長いISB(インターナショナル・スクール・バンコク)です学生数は約2000人と規模が大きく、3歳から入学が可能です。生徒の8%が日本人で、日本人卒業生を多く輩出しています

フィリピンでは、ブレント・インターナショナル・スクール・バギオが名門

インドネシアでの法人設立は、大変ハードルが高くなっています。必要とされる資本金が、製造業が100万米ドル、非製造業が30万米ドル

タイで起業するのは、金銭的なハードルが高くない一方で、人的要件は厳しいものとなっています。株主は7名以上必要で、うち過半数が現地の人で構成されていなければなりません。また、外国人1人を雇うごとに、資本金が200万バーツ(約630万円)必要となり、さらに現地の人を最低4人雇う必要があります

マレーシアでの起業については、金銭的条件のハードルは高いですが、雇用などに関しては特に規制がありません。また、多くの業種で外資100%での事業展開が認められています

シンガポールでは最低資本金に明確な規定はありませんが、直近の実績を見ると10万シンガポールドル(約750万円)の資本金を最低積む必要があるようです
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『新興アジアでお金持ち』岡村聡・著 講談社

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062181622

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◆目次◆

第1章 準備編 こんなにすごい新興アジアの将来性
第2章 視察編 今すぐ楽しい視察の旅に出よう!
第3章 株式投資編 日本より長くハイピッチの上昇期待
第4章 不動産投資編 首都圏の高級物件をどう選び、どう買うか
第5章 移住編 ビジネスと投資以外でもこんなにあるメリット
第6章 仕事編 キャリアアップになる駐在、先行者メリットを生かせる起業

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