2012年8月23日

『人は誰でも講師になれる』中谷彰宏・著 Vol.2956

【生涯稼ぎ続けるための秘策とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532318335

空前の高齢化社会。

長生きすることのリスクが、いよいよ現実となってきています。

仮に90歳まで生きたとしたら、定年後30年間は、無収入で生きなければならない。

その頃までに家を持っていて、年間100万円で暮らしたとしても、3000万円が必要な計算になります。

これからの世代に、果たしてそんな資産を形成する余裕があるでしょうか? おそらく、現実には難しいのではないかと思います。

だとすれば、残る手段は、一生稼ぎ続けること。

そのための強力な手段が、出版と講演活動です。

土井の知人の元有名経営者は、70歳を過ぎていますが、この講演活動だけで、今でも年間4000万円を稼ぎ続けています。

出版と講演は、年老いてからも稼ぎ続けることができる、究極の手段なのです。

本日ご紹介する一冊は、その講師として成功する方法を説いた、『人は誰でも講師になれる』(発売は2012年8月25日)。

著者は、若くしてベストセラー作家となり、以来講師として稼ぎ続けている中谷彰宏氏です。

ギネスブック級の書籍発行部数を誇り、講師料は最低50万円からなのに、依頼が絶えない。

そんな氏が書いた講師マニュアルとなれば、食指が動かぬはずはありません。

いつものように読みやすいテイストなのに、そこには、講師として重要なことがいくつも書かれています。

時間通りに終わること、テーマは狭く絞ること、ホワイトボードは部屋の角に置くこと、何人か講師がいるイベントに出る時は前の講師の話を受けて話すことなど、経験者ならではのアドバイスがぎっしり詰まっています。

また、「プロフィールとレジュメは事前につくっておく」「お金の交渉は自分以外の人にしてもらう」など、自分ブランドの視点からも、貴重なアドバイスが盛り込まれています。

弊社でも一度講演をしていただいたことがありますが、中谷さんの自分ブランドの理論は、一度聴いておく価値ありです。

※参考:『愛され続けるブランド人の秘密』

http://eliesbook.co.jp/archives/283

好き嫌いは置いておいて、中谷さんが日本でもっとも稼ぐ講師の一人であることは間違いありません。

一生稼ぎ続ける「講師」の技術をマスターするために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

—————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
—————————————————

◆セミナーで学ぶポイント
1.先生の「教え方」のうまいところを学ぶ
2.異質な知識を、自分の専門分野と結びつける

すぐれた講師は、控室のモニターで、自分の前の枠の先生の話を真剣にメモをとって聞いています(中略)前の先生の話を自分の講演とつなげることで、生徒はもっとわかるようになります

講師の依頼は、時間に正確な人のところに来ます

カルチャーセンターの人に聞いた講師に求められる資質で、「時間に正確」の次は「清潔感のある人」です

世の中には、有名な人と、フレッシュな人の2通りの講師の需要がある

テーマは、狭く絞る

世の中はそんなに大きな庭のある人たちばかりではないのに、「さらに延長ポールがつきました」というモノが売れるのです

いつ依頼が来ても出せるプロフィールとレジュメは事前につくっておく

講師の依頼を受ける時、「たとえばどんな話ですか?」と聞かれます。ここが勝負どころです。1分でできるものを用意しておくのです

肩書の長さと自信は反比例します。肩書が長ければ長いほど自信がないのです

どんなに安い料金でやったとしても、次の依頼が来ることのほうが、より大きな利益になります

お金の交渉は自分以外の人にしてもらうのです

司会に質問してもらって答える形なら、誰でも話せます

◆講演の3部構成
1.講演 2.質問タイム 3.名刺交換・サイン・握手・写真撮影

前宣伝より、後パブをする

ホワイトボードは四角い部屋の角に置きます。そのほうが扇状に机を並べやすいし、みんなの意識が集中します

————————————————

『人は誰でも講師になれる』中谷彰宏・著 日本経済新聞出版社

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532318335
————————————————-

◆目次◆

まえがき 誰でも、講師になれる。
1章 講師になる勉強をする10の方法
2章 講師の依頼をされる11の方法
3章 講師を依頼されたらする20のこと
4章 講師を続ける10の方法
5章 自分主催でする18の方法
あとがき 仲間が講師になると、急にリアリティーが生まれる。

この書評に関連度が高い書評

この書籍に関するTwitterでのコメント

NEWS

RSS

お知らせはまだありません。

過去のアーカイブ

カレンダー