【たくさん本が書ける人の仕事術】
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本日の一冊は、ベストセラー『声に出して読みたい日本語』をはじめ、数多くの著書を持つ齋藤孝さんが、その創作の秘密を語った一冊。
※参考:『声に出して読みたい日本語』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794210493
2007年ぐらいに流行った命令調のタイトルで、「またか」といった感もありますが、本書の内容は、喫茶店の戦略的活用法。
それも、著者やクリエイターなど、知識労働に携わる人向けの仕事術がメインです。
赤インクで「ゴールデンタイム」を決める、引き継ぎに喫茶店を利用する、クリアファイルで「雑用セット」を作る、頭を切り換えるために喫茶店をハシゴする…。
これまでやったことのない仕事術が載っていて、個人的には大変参考になりました。
取り急ぎ、映画を観た後の感想と、引き継ぎ、喫茶店のハシゴは、試してみようと思います。
本書を読んで、一回一回の仕事時間はわずかでも、積み上げれば、何冊も本が書けることがわかりました。
さすが、多作な方は、アウトプットに対する考え方が違いますね。
仕事柄、たくさん知的アウトプットを要求される方は、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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どんな仕事も、とりかかるときがいちばん面倒くさい
「ちょっとだらけた公共性」が、自分をコントロールするのに最適
第一線で活躍する人ほど、隙間時間の使い方が上手
インターネットをしていると、考えが次から次へと横にスライドしていき、垂直に深まりません
一日のうちで短時間でも「垂直思考」を行う時間を確保すること。それは現代人にとって大きな課題です
一日のなかで「ゴールデンタイム」を赤インクで予め作っておく
人間というのは、ラップタイムを縮めたいと思う生き物のようです。普通であれば、できるだけサボりたい、なるべくゆっくりやりたい、と思うはずなのに、ストップウォッチがあると、なぜか時間を縮めたくなります
喫茶店を利用すると、「きちんと引き継いだ感」が双方に生じます。引き継ぎのポイントは、その場で実際に紙に書いて渡すこと(中略)前任者が、サッと会計を済ませて出ていけば、キレイな感じも残ります
私はアウトプット優先派です。「情報をインプットする段階からアウトプットがデザインされないと、インプットの精度も高まらない」と考えています
映画を観た後、家に帰る前に喫茶店に入る。そこで子どもに、さっき観た映画のあらすじや感想を書かせるのです
文章を書いてお金をもらうためには、ユニークな着眼点が必要です
雑用をクリアファイルにためておき「雑用セット」を作るといい
自分の行動を反省できない人は、往々にしてネガティブなことをすべて他人に責任転嫁している場合が多い
「懸案事項」が多い人は仕事ができる
懸案事項リストを作れること自体、かなり水準が高い
私は喫茶店を二軒以上ハシゴすることがよくあります。ひとつの仕事を終えたあとで、次の仕事をするためには、きっかけが新しく必
要だからです
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『15分あれば喫茶店に入りなさい。』齋藤孝・著 幻冬舎
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◆目次◆
1章 「喫茶店タクティクス」入門
2章 みんな喫茶店で勉強して賢くなった
3章 タイプ別「喫茶店」利用法
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