【一流以外ノーチャンス?時代の生き残り戦略】
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先日、mixiの記事を見ていたら、ある人が「自己啓発書をすべて処分した」という主旨のことを書いていました。
確かに、自己啓発書だけで人生は拓けませんし、たくさん自己啓発書が出た結果、みんながうんざりして自己啓発書が売れなくなっている、というのも事実です。
でも、よく考えてみてください。そういうのを「流行に流されている」というのではないでしょうか?
ビジネスに取り組む人であれば、いつでも自分を奮い立たせる必要がありますし、勉強をする必要もあります。
それが単なるトレンドで終わってしまうとしたら、その人の職業人生はいつもトレンドに流されて終わることになります。
そんな態度で果たして一流のビジネスマンになれるのでしょうか?
本日の一冊は、『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』をはじめ、ベストセラーを連発する著者が、「一流以外はノーチャンス」の時代を生き抜くヒントを提示した自己啓発書。
※参考:『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』
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経営コンサルタントとして数多くの企業、経営者を観察してきた経験から、ビジネスの世界で成功するための条件、考え方を説いています。
とはいっても、概論で終わるのではなく、ビジネスマンの今後のサバイバル戦略に焦点が絞られているのがポイント。
「この会社はだめだ」と思ったら、どう行動すればいいか、30代から「一流」をめざす勉強法、会社を支える人材になる方法など、さまざまな視点でヒントが書かれており、参考になります。
ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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供給過剰経済の下でも効率的に資本や設備を回転させられる人材には莫大な報酬が支払われるようになっています。優秀な人材を確保する必要から、トップクラスの年収は日本でもどんどん上昇してゆくでしょう
人口が減少してゆけば、少々労働生産性が上がっても、経済の成長は難しくなる
「誰でもできる仕事」はどんどん低賃金になる
規制緩和が行われると、強い者はますます強くなり、弱い者は滅びる
日本では年齢が高くなるほど、人材市場での価値は低くなっています
よく「これから伸びる業種は何ですか」と聞く人がいますが、私に言わせれば、そんな質問をする時点で認識が間違っています。伸びるのは「業種」でも「業界」でもなく、一つ一つの「会社」であり、一人ひとりの「人」なのです
プリントバック社は印刷コストを下げたことで、これまでには存在しなかった需要を喚起しているのです
◆ウエディングボックス
写真館でグレーの背景で撮るような写真だけではありません。成人式前から着物姿をさまざまな背景で前撮りして、若い女性向けの『an・an』『non・no』『CanCam』といった雑誌風の写真に仕立てるのです。だから年中仕事があるのです
不景気であっても、思い出や感動を与えるビジネスは売り上げが落ちない
トップが内部志向の組織は淘汰される
実力のない人間ほど、下を潰そうとするものです。だから二流の上司しかいない組織は、いつまでも二流なのです
履歴書の書き方一つ見ても、規定の用紙では足りなくて、書類を添付してくる人もいれば、八〇点で済ませてスカスカの人もいます(中略)「八〇点でいいや」と思っている人を雇うと、八〇点の仕事しかしません
良い会社は目標を押しつけるだけでなく、それを達成する方法まで考えてくれる
自分に外の世界で通用する実力があるかどうかは、「過去三年ないし五年の間に、同業他社からスカウトの声が掛かったか」で知ることができます
五〇〇万円の人はいつも「忙しい、時間がない」と感じているのに対し、二〇〇〇万円の人は「自分は時間を管理している」と思っている
一人で会社を支えられるぐらいの実力を、どうやってつけてゆくか。これこそ若い人が考えるべきことです「会社に食べさせてもらう」だの「会社が支えてくれる」だの、組織に頼ろうという受け身の考え方で仕事している限り、一流になる道は開けません
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『一流になる力』講談社 小宮一慶・著
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◆目次◆
プロローグ <二極化>時代をあなたは勝ち残れるか?
第1部 一流になる力1 環境を正しく読み解く
第1章 プロの時代
第2部 一流になる力2 正しい考え方を持つ
第2章 「考え方」が誤っていると成功しない
第3章 会社と自分を正しく見極める
第3部 一流になる力3 正しく行動する
第4章 「一流」をめざして勉強する
第5章 自立して生きる
エピローグ 天職を見つけるために
特別付録 統計数値からマクロ経済とビジネス環境を「読み解く」
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