2009年5月2日

『脳から変えるダメな自分』築山節・著

【やる気が続く生活習慣とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140813709

本日の一冊は、ベストセラー『脳が冴える15の習慣』の著者で、脳神経外科専門医の築山節さんが、ダメな習慣を断ち切るコツを述べた、注目の一冊。

※参考:『脳が冴える15の習慣』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140882026/

「早起きできない」「集中力がない」「やる気が起こらない」などの症状に、どうやって対処すればいいか、どんな生活をすれば脳が元気になるのか、そのメカニズムも含め、詳しく解説しています。

いくつか例を挙げると、集中できない原因は、「集中して仕事や勉強に取り組める時間帯を持っていない」のが原因。

同様に、脳の覚醒水準が落ちてしまうのは、「体を動かしていない」「変化がない」「作業をせず、同じことを考え続けている」「時間の制約がない」のが原因です。

面白いのは、クリエイターが何かアイデアを出そうとして何時間も椅子に座っていると、かえって脳の覚醒レベルは落ちてしまうということ。

そうならないためには、「適度な運動をする」「簡単な作業を連続させる」「時間の制約を設ける」のが大切なのだそうです。

本書にはほかにも、われわれの脳を活性化し、フル活用するためのヒントが満載。

脳のメカニズムを正しく理解し、より充実した仕事生活を送るために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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意欲を発生させるためにも、それを維持するためにも、根本的に大切なのは、一言でいえば「行動していること」です

大切になってくるのが、誰にも迷惑をかけないようなことで、自分のためにはなる、適度な運動や簡単な雑用をする場面をたくさん持っていること

これからやらなければいけない仕事や勉強の全体像ばかり見てしまうと、その大きさに圧倒され、「逃げたい」という感情を発生させてしまいます。それを防ぐためには、思考系の機能を担う大脳が、いつも仕事や勉強の全体像を分析し、細かく砕いて、「これならできそうだ」と思える小さな課題だけを取り出してあげなければいけません

「集中力がない」という問題は、じつは、「集中して仕事や勉強に取り組める時間帯を持っていない」という問題

◆覚醒水準の波を上向かせる方法
・適度な運動をする ・簡単な作業を連続させる ・時間の制約を設ける

脳は一年中ピークの状態を維持することはできません

セロトニンは、脳内で生成される神経伝達物質の一種で、感情の安定に極めて重要な役割を果たします。その生成条件には諸説あるのですが、はっきりしているのは「強い光が必要」ということです

◆寝つきを良くする方法
・昼間、日光を浴びておく
・寝る前に暗いところへ移動する
・寝る二~三時間前に体を温めておく

◆抑制力を高めるためのトレーニング
・少し辛いと感じる長さの文章を音読する
・テレビやラジオの教養番組をメモを取りながら視聴する

右脳の力を鍛えるためにもっとも大切なのは、「仲間を増やそうとすること」

人に伝えようとしたときに、初めて語彙で捉え直す必要が出てくるわけです。そのときに脳の中で働く一連の回路があるのですが、この回路は、「言葉で表現しよう」としなければ使われません

時間術の基本は「睡眠不足」と「過労」を避けることにある

同じ失敗を繰り返すのは、「失敗する自分」を分析したことがないからである場合が多い

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『脳から変えるダメな自分』NHK出版 築山節・著
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◆目次◆
はじめに
1.やる気が起こらない
2.集中力がない
3.早起きを定着させられない
4.抑制の力が落ちている
5.「空気が読めない」と言われる
6.自分の考えをまとめられない
7.思い出せない言葉が増えている
8.アイデアが浮かばない
9.時間を無駄遣いしてしまう
10.同じ失敗を繰り返す
11.ネガティブ思考に陥りやすい
12.変化への対応力がない
あとがきに代えて

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