2008年6月24日

『最高の成果を生み出す6つのステップ』マーカス・バッキンガム・著

【自分の強みを磨きあげる】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532314046

本日の一冊は、世界有数の調査会社ギャラップで17年間、世界トップレベルのリーダー、マネジャーの調査に携わり、ベストセラー『さあ、才能に目覚めよう』の著者としても知られるマーカス・バッキンガムが、仕事で強みを発揮するための方法を説いた注目の最新作。

※参考:『さあ、才能に目覚めよう』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532149479/

最近は、「自分の好きなことを仕事にしよう」という主張がいろんなところでなされており、多くの若手がそれを真に受けて転職を繰り返しているわけですが、本書が注目しているのは、ビジネスに直接インパクトを与える「強み」のほう。

いわく、人をやる気にさせる一番の方法は「各人の強みを充分発揮させること」。

とはいいながら、実際に「『自分の強みを充分活かしている時間は通常、一日のうちどのくらいですか?』と質問されると、「一日のほとんど」と答える人はたったの一七パーセント」。

しかも、「いまの仕事にどれほど満足していようと、仕事のすべてを愛している人はいない」のであり、しかるに大切なのは、「現在の仕事をきちんと把握し、毎週、強みを活かせるようにそれを作り替えること」なのです。

では、一体どうすれば現在の職場で、自分の強みを活かせるようになるのか。本書の中で著者は、その具体的な方法、つまり強みの発見から、同僚との強み・弱みのトレード、上司へのアピール方法まで、詳しく説いています。

ワーク中心の本なので、読んで楽しい、というものではありませんが、現在の仕事にやりがいを感じないという方、もっと成果を上げたいと考える方に、おすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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すぐれた企業は「世界でトップに立てる」わずかな商品に的を絞る

人にやる気を出させ、業績を伸ばすのに有効な方法はいろいろある
――たとえば、才能を選別する、目標を明確にする、褒めるべきと
きに褒める、チームの使命を定義する――が、一番の方法は各人の
強みを充分発揮させることなのだ

「己の愛する」完璧な仕事を見つけることに固執するのは得策とは
言えない。むしろ私たちが学ぶべきは、現在の仕事をきちんと把握
し、毎週、強みを活かせるようにそれを作り替えることだ

天はあなたに能力を授けたが、その能力にポジティブな感情を加え
るのを忘れてしまった

能力がないことがわかっているのに、ある活動に対する強い欲求を
維持できる人はほとんどいない

◆強みを作る3つの要素
「資質」「スキル」「知識」

◆強みを活かす四つの戦略「FREE」
1.強みをいまの仕事のどこでどう活かせるか、特定する
2.強みを活かせるにもかかわらず、いまは見逃しているチャンスを見出す
3.強みを磨くためのスキルとテクニックを身につける
4.強みに沿って仕事を作る

「私は慈善事業がめざすものを高く評価している。じつにすばらし
いと思うがゆえに、自分のような人間にはとてもまかせられないと
思う」(ウォーレン・バフェット)

あなたはハイジのような人といっしょに働いているかもしれない。
これを好きな人なんているわけがないとあなたが思う仕事が大好き
な人間だ。もしそんな人を見つけてある種の交換交渉が成立すれば、
双方にとってすばらしい関係になるだろう

強みや弱みを表現するのは、基本的に感情的なことばである

一番のアドバイスはこれだ――「どうしたら役に立てるか」を伝え
る会話にすること

上司と協力することだ。つまり、あなたと上司がいっしょになって、
何かをやりとげるためにあなたの強みを活かす方法を考えるのだ

「一週間をどんな活動が占めるのだろう」。目的にどれだけ共鳴し
ようと、未来の同僚とどれだけ強い絆を結ぼうと、あなたの成功を
左右するのは活動それ自体だ

己を知り、どこで最大の貢献ができるかを見きわめること、そして
その貢献を実現するために全力を尽くすこと。それは私たち全員に
できることだ

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『最高の成果を生み出す6つのステップ』マーカス・バッキンガム・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532314046
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◆目次◆

ステップ1 神話を打ち砕く
ステップ2 サインを見逃すな
ステップ3 強みを解き放つ
ステップ4 危険信号に注意せよ
ステップ5 仲間や上司を利用する
ステップ6 習慣にしてしまえ

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