2007年11月25日

『その1人が30万人を動かす!』

【ブロガー活用の技術?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555951

本日の一冊は、世界最大級のPR会社、フライシュマン・ヒラードのバイスプレジデントを経て、現在ブルーカレント・ジャパンの代表を務める著者が、インフルエンサー活用のノウハウを語った一冊。

これまでにこういった切り口でまとめられた本はあまりなかったため、本書は貴重な情報源と言えると思います。

著者によると、「現在、全世界で書かれているブログのうち、3分の1が日本語で書かれている」そうで、そういう意味では日本はインフルエンサーを使ったマーケティングが有効な国のように思われます。

ただ、本書で掲げられている数字を見る限り、インフルエンサーが
まだまだ既存メディアを揺るがすほどの影響力を持てていないのは事実。

カリスマブロガーの月のアクセス数十万というのも、日割にすれば
通常のメルマガレベルですし、そういう意味ではまだまだ発展途上
のPR手法だとは思います。

ただ本書は、かつてメディアPRの世界で活躍していた著者が書い
ているだけに、既存メディアのアプローチ方法やオピニオンリーダ
ーの活用方法など、参考になる部分が数多く見受けられます。

とくに、インフルエンサー・マーケティングの「7つのステップ」
や各企業の事例は、いざ実践する際には、貴重な情報です。

どんなマーケティング手法も、実践できなければ絵に描いたモチ。
そういう意味では、ノウハウ・事例ともに豊富な本書は、ためにな
る一冊だと思います。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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消費者が商品購入の際、頼りにしている情報源は、「インターネッ
ト上の評価情報」が40%、次いで「知人・友人のクチコミ」が18%。
広告は9%にすぎない(宣伝会議調べ)

◆3つのインフルエンサー
1.マスメディア
2.プロフェッショナル・インフルエンサー
3.個人インフルエンサー

単に知名度が高いというだけではなく、その領域での活動を生業に
している、すなわち、「食べていけている」ことも大切だ。十分な
収入が得られているということは、専門性の高さを周囲から認めら
れていることの裏づけでもある

プロフェショナル・インフルエンサーの場合は、お金でこちらの意
のままに動かそうという発想は、絶対に捨て去るべきだ

◆プロフェッショナル・インフルエンサーを巻き込む方法 ※一部紹介
1.調査の監修
3.セミナーでの講演
4.イベントへの出演

インフルエンサー層の7割近くが「クチコミする」と答えたのに対
し、それ以外の層で「クチコミする」と答えたのはわずか4割

◆個人インフルエンサーを巻き込む方法 ※一部紹介
2.商品提供
3.ブログパーツ
4.ブロガー会議

◆インフルエンサーを動かす際に留意すべきポイント
1.「やらせ」VS.「共感」
2.「商品情報」VS.「関心事」
3.「押し付け」VS.「参画」

issue=関心テーマは、人を動かそうとする場合に、非常に大きな役
割を果たすコンセプト

◆インフルエンサー・マーケティングの「7つのステップ」 ※一部紹介
1.戦略立案のための情報整理
2.「関心テーマ」の設定
3.プログラムの策定
4.「キー・インフルエンサー」へのアプローチと交渉
5.マスメディアや個人インフルエンサーへの働きかけ
6.メディア露出やクチコミの広がりによる世の中への情報発信
7.広告や店頭などの施策との連動

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『その1人が30万人を動かす!』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555951
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┃▼目次▼
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┃ まえがき
┃ 序章 インフルエンサーが動き出した
┃ 第1章 3つのインフルエンサーの特性と活用法
┃ 第2章 インフルエンサーを動かすポイントと「関心テーマ」
┃ 第3章 実践のための「7つのステップ」と「4つのねらい」
┃ 第4章 インフルエンサー・マーケティングの3つの課題
┃ 終 章 インフルエンサー・マーケティングの未来
┃ あとがき
┃ 
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