2023年11月10日

『スモールビジネスの教科書【実践編】』武田所長・著 vol.6355

【スモールビジネスの勘所】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408650536

本日ご紹介する一冊は、スモールビジネスで成功するための戦略や考え方をまとめた好著『スモールビジネスの教科書』の続編。

『スモールビジネスの教科書』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408650056

著者は、大学卒業後、戦略系コンサルティングファームを経て、自ら20以上のビジネスを展開し、それぞれ売上数百万円~10億円を達成しているという人物。

著者自身の経験や友人の事業に基づきまとめられた前著と違い、この続編では、自らのスモールビジネスを詳細に開示しても良いというスモールビジネスオーナー(スモビジオーナー)から事例を集め、解説しています。

実践編とはいえ、内容が起業経験のある人対象になっているわけではなく、これから起業する人でもわかりやすいように、勘所をまとめてくれています。

逆に、実践編と聞いて、ものすごい高度な内容を期待すると、肩透かしに遭うかもしれません。

前作同様、カッコ良さを徹底的に排除して、泥臭くても成功するスモールビジネス起業の秘訣をまとめており、転ばぬ先の杖として活用できそうです。

匿名のスモールビジネスオーナーたちの参入基準やビジネスの進め方は、慣れていない起業家ほど、参考にすると良いと思います。

いわゆる「スタートアップ」と本書が対象とする「スモールビジネス」とでは、そもそも戦い方が違う。

小さくても100%支配権を持って、強固なビジネスを作りたい、という方におすすめの起業本です。

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

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「人々の行動を観察してウンウン唸っていたら思いついた」という事例はほとんどなく、「儲かっていると聞いたサービスを真似した」というのが実態であり、成功した事例の大半を占めている

『東洋経済』などの一人あたり営業利益ランキングを見て、注目している企業のIR資料を確認し、真似できる可能性がないかを探っている(A氏)

どのような事業であっても業界関係者として認識されることは大切

E氏は、ビジネスとは基本的に「貴重なものを他社よりも安価に集積させること」が出来れば成功すると感じている

カテゴリ素人のスモビジ参入は黎明期を狙うのが基本

「数多く、高速で」というのが新規参入に成功するポイント

事業着手の優先度を決める3つのポイント
(1)性格に合っているか
(2)個人の強みを使えるか
(3)市場環境が良いか

一時的な流行か否かを簡易に判断するには「熱狂的に使っている人がおり、今後その利用者の拡大が見込まれるか」

ビジネスの基本は成長の波に乗ることであって、自分で波を引き起こすことではない

まずはリスクが低いビジネスで参入し、業界に慣れる。そして徐々に独自性の高いビジネスに移行するのが基本

安定した稼ぎを生み出すには、「大きくスケールしづらいが最初からある程度儲かる」ビジネスを持つとよい

独自性が高いサービスの生存率は極めて低い

特にBtoBの場合、金払いのよい顧客とは「サービス提供者に金を払うことで自分たちがより儲かる顧客のこと」

「儲かるけどなんとなく面白そうじゃない」という市場は常に空いている

「時代遅れ」を狙う(Y氏)

東京を避けて地方を狙う×総合対応(J氏)

調達で差を生み出す(E氏)

時間差を狙う(Y氏)

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本文中に、起業家向けのおすすめ本も紹介されているので、こちらも併せて読んでおくといいと思います。

ぜひ、読んでみてください。

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『スモールビジネスの教科書【実践編】』武田所長・著 実業之日本社

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◆目次◆

はじめに
本書の構成
協力してくださったスモビジオーナー
第1部 スモビジを開始する
第1章 儲かる情報を入手する
第2章 着手すべき事業を見極める
第3章 最初から売上が立つ事業とは何か?
第4章 参入初期の動き方
第2部 スモビジを軌道に乗せる
第1章 金払いのよい顧客を見つける
第2章 競争優位性を確立する
第3章 売れる営業・販売チャネルを発見する
第4章 事業を改善し勝ち続ける
第5章 失敗を次に繋げる
全体サマリー
FAQ
おわりに

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