2010年4月5日

『こころがフワッとする言葉』有川真由美・著vol.2085

【これぞ名言】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433151451X

最近、仕事が連続しているせいか、今日はちょっと疲れ気味。

こんな時は心にビタミンを、ということで、名言集を紹介します。

本日の一冊は、ベストセラー『働く女のルール』の著者、有川真由美さんによる最新刊。

※参考:『働く女のルール』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756912095

世阿弥にはじまり、ベーコン、サッカレー、寺山修司、開高健、チャップリンなど、数多くの著名人の言葉が並ぶのですが、どれもいい言葉ばかりセレクトしていて、じつにセンスがいい。

著名人に限らず、海外のことわざや、匿名の方の名言なども載っており、ありがたい人のありがたい言葉だけが並んだ名言集とは一線を画しています。

大切な人を失って以来、がむしゃらに働いてきた著者だからでしょうか、前向きに戦っている人を癒し、励ます、そんな言葉が多く並んでいます。

ご存じの方も多いと思いますが、著者は作家であると同時に写真家であり、本書には、彼女が海外で撮り下ろした写真も掲載されています。

タイトルは『こころがフワッとする言葉』ですが、実際には、人生を謳歌するための名言集。

仕事に疲れた時、エネルギーが欲しい時にちょっとめくってみたい、そんな一冊です。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「世界とは、鏡のようなもの。それを変えるにはあなたを変えるしかない。」(アレイスター・クロウリー(魔術師))

「急いでいると、幸運を逃すよ。」(ケニアのことわざ)

「迷ったら、魂の喜ぶほうを選ぶわ。」(匿名)

「欠点はかくすものではない。利用するものだ。」(宇野千代)

「私は私自身の記録である」(寺山修司)

「おのれの運を信ずる者くらい、運のいい者はいない。」(ドイツのことわざ)

さまざまな私欲や思惑があって、世の中は成り立っています。そんな不純な気持ちをあっさり認めてうまくつき合っていくのも、生きる知恵かもしれません

「上機嫌は、人が着ることのできる最上の衣裳である。」(サッカレー)

「人生は恐れなければ、とてもすばらしいものなんだよ。人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。」(チャーリー・チャップリン)

「人は愛されるにふさわしいものを愛す。」(キルケゴール)

「目の前にある現実だけを見て、幸福だとか不幸だとか判断してはいけない。その時は不幸だと思っていたことが、後で考えてみると、より大きな幸福のために必要だったということがよくあるの。」(フジ子・ヘミング)

「大人というものはどんなに苦労が多くても自分のほうから人を愛していける人間になることなんだと思います。」(いわさきちひろ)

「人生とはおもしろいものです。何か一つを手放したら、それよりずっといいものがやってくるものです。」(サマセット・モーム)

「虹を見たければ、ちょっとやそっとの雨は我慢しなくちゃね。」(ドリー・パートン(歌手・女優))

「生きているということは、誰かに借りをつくること。生きていくということは、その借りを返してゆくこと。」(永六輔)

「明日死ぬつもりで生きなさい。永遠に生きるつもりで学びなさい。」(マハトマ・ガンジー)

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『こころがフワッとする言葉』廣済堂出版 有川真由美・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433151451X

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◆目次◆

1.花
2.運
3.幸
4.恋
5.道

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