2006年12月24日

『シンプルに考えれば、強くなれる。』

【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872577493

本日の一冊は、昨日に続き、『モチベーショナル・クラシックス』が紹介した世界3大自己啓発書のひとつをご紹介します。

解説によると、著者のウィリアム・ジョーダンは、主に雑誌メディアや講演の世界で活躍した人物で、自らを律することが成功への道と信じていた人だったようです。

そのため本書でも、自らを律することの必要性が強く説かれており、今どきの自己啓発書ではなかなか見られない骨太の内容となっています。

本書の主張のメインは、「シンプルに生きる」というものですが、それを実践するのは、容易なことではありません。

本書には、「自分にとって必要でないものを取りのぞく」「いったん世間から離れる」「自分を律する」など、シンプルな生き方を実践するための教えがいくつも散りばめられています。

世俗的な成功だけでなく、自らの精神的な成長も手に入れたい、と考える人に、ぜひ読んでほしい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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人生で大切なのはシンプルに考えることです。それは、自分にとっ
て必要でないものを取りのぞくことです。自分にとって本当に必要
なものだけを残し、そこに最大限の力を注ぎ続けることです。「あ
れもこれも」ではなく、「このひとつだけ」を求めればいいのです

弱さという雑草を引きぬいて、強さや徳という花だけに養分を集め
て育てるのです

「自分を取りつくろって、格好ばかりつける」それは劣等感の裏返
しです。「自分で自分を生きていない」と自分から告白しているよ
うなものです

世間で生き抜く力をつけるためには、いったん世間から離れることです

人が他の動物と大きく違うのは、自分を律する能力をもっていると
いう点です

成功した人の結果だけをうらやむのではなく、そのやり方を学びなさい

今日という1日に、人生のすべてを傾けて生きるのです。自分には
その1日しか残されていないと思って生きるのです。過去を振り返
って無駄な後悔をする時間も、無意味に将来を心配する時間もありません

人は誰も、恨みやねたみとまったく無関係では生きられない

義務が税金を払い続けることだとすれば、愛は、報酬を受け取り続けること

どんな人であれ、単に義務を果たしているだけでは、大きな成功を
手に入れることも、いつまでも朽ちない名声を手に入れることもで
きません

決まっていることをいくら心配しても、何も変わりはしません。決
まっていることそのものを変えない限り、結果は変えられないとい
うことです

苦しみや失敗が、あなたの人格をつくり、幸運を呼び寄せてくれる

その人がどんな人なのかというのは、「昔どんな人だったか」では
なく、「今どんな人であるか」で決まる

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『シンプルに考えれば、強くなれる。』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4872577493
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■目次■

1.シンプルに考える
2.自分を律しなさい
3.人の悪口にくじけないでください
4.合言葉は「愛」です
5.思いやりのまなざしで人を見なさい
6.しっかりと前を見据え、きっちりと舵をとるために、心すべて
  を傾けてください
7.手を伸ばして、そこにあるものをつかみ取ってください
8.自分の悲しみやみじめさは口にしないでください
9.「できない」は禁句です

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