2006年2月18日

『必携!ネットショップ構築標準ガイド』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475614716X
本日の一冊は、売れるネットショップ構築・運営の秘訣を58のポイントにまとめ、画面写真とともに紹介したものです。

この手の本では、ホームページへの集客ばかりが注目されますが、本書がフォーカスしているのは、一旦訪れたお客様に、いかにしてスムーズに買い物をさせるか、という点。

スムーズなナビゲーションと説得力のあるセールスが同時に実現できる、そんなウェブサイト構築のポイントを指南しています。

内容は極めてベーシックで、特段ひねりを入れたものではありませんが、ひとつひとつをチェックしていくと、意外にできていないもの。

自社サイトのチェック用には、絶大な威力を発揮する一冊です。

ネットショップ運営に役立つ各サービスの概要やリンク先も付録としてまとめられており、これからウェブ構築をする方にはとくにおすすめです。もちろん、もっとサイト内でアップセルしたい、という方にも有効な一冊です。
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■ 本日の赤ペンチェック
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適切な誘導で「商品発見」が行われ、お客さまが購入しようとしたとき、商品の内容について適切かつ十分な情報が掲載されているかどうかが、購入決定の重要な要素

俗に買い物かごに入れたままで買わなかったお客さまは5~7割はいるといわれています。その理由は、決済、送料に対する問題、当該ショップに対する不信感、個人情報の入力に対する不安感や面倒などが考えられます

商品自体がいかに美味だったり、相場より安く価値があるものであっても、そのことを伝えることができなければ意味がありません。具体的には、「商品の内容を詳細かつ適切に伝えられている」「商品写真は美しくじゅうぶんな点数がある」「わかりやすいキャッチコピーやお客さまの声などが掲載されている」などです

商品名、キャッチコピー、商品情報、買い物かごのボタンの構成を共通させることによって、商品の情報を理解しやすくなります。とくに買い物かごボタンの配置はお客さまが購入しやすいように、商品ページ全体を通して同じ場所に設置します

スタッフの写真や紹介文を掲載したページを別につくることで、お客さまにお店を運営しているスタッフが実際にいることを伝え、安心して利用してもらえるようになります

鞄や小物類などは細部の写真を複数提供することで、お客さまに商品をより詳しく伝えることができます。商品の大きさをわかりやすく伝えるためには、タバコや雑誌を並べて撮影するといい

実際に購入した人の感想を紹介してお店や商品の信頼性を高める

その商品と同時に購入されることの多い商品や関連商品を紹介することによって、お客さまの買い忘れを防いだり、「ついで買い」を誘発して、注文額の増加を目指します

アンカーテキストは、「詳しくはこちら」のような記述ではなく、「送料について」などのようにリンク先の内容を具体的に記述

各ページのキーワードと概要を記述し検索エンジンに読み取ってもらう
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『必携!ネットショップ構築標準ガイド』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475614716X
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■目次■
第1章 ネットショップづくりの基本―売れるサイトはここが違う
第2章 チェックしよう!グッドデザインショップ認定項目58
第3章 グッドデザインショップ認定サイトのここがすごい!
第4章 今すぐできる攻めと守りの販促ワザ
第5章 ネットショップ作成&運営カタログ
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