2021年11月18日

『プロの思考整理術』和仁達也・著 vol.5882

【これぞコンサルタントの裏技】
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人生で一度も人に相談されたことがない、という人はいないと思いますが、相談事で一番困るのは、「相手はアドバイスを求めていない」ことだと思います。

人間は自分で決めたいのであって、人に決められたくはない。では、相談者はどうすればいいのか。

簡単です。ただ、相手の思考を整理しながら導けばいいのです。

そこで役立つのが、本日ご紹介する一冊『プロの思考整理術』です。

著者の和仁達也さんは、コンサルタントとして、長年クライアントの悩みを整理しながら成功に導いてきた人物。

しかも、整理するだけで顧客と長期的な関係を築き、15年以上年間報酬3000万超えを続けてきた、ベテランコンサルタントでもあるのです。

社会の変化が激しい時代には、「答えを出す」人よりも、「導いてくれる人」「寄り添ってくれる人」「試す勇気を与えてくれる人」の方がいい。

読者がそんなコンサルタント、リーダーになりたいと思っているなら、本書は必読の一冊です。

本書には、相手を成功に導くための思考整理の「4ステップ」や、理想と現状のギャップを埋める「3つの視点」、思考整理の最中に意識したい「3つのポイント」、「7つの着眼点」、思考整理に役立つ図解「5つのパターン」が紹介されており、コンサルタント業、カウンセリング業を目指す方は、必読です。

そうでない方も、読んでみて、いざという時のために、自身の相談スキルを上げておいて損はないでしょう。

さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。

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求められてもいないのにするアドバイスは“おせっかい”です。トップコンサルタントは、余計なアドバイスは一切しません。相手と一緒に考え、真の問題を見出し、解決策は相手自身に見つけてもらいます

悩みの答えは、相手の中にある。しかし、それは本人には見えない盲点に隠れている

相手を変えようとしなくても、思考整理をすれば相手は自然と考え方が変わります。80%の力でしか取り組んでいない部下に対して、やみくもに「頑張れ」「全力を出せ」と言っても心には響きません。
「今の仕事の充実度はどれぐらい?」
「今までで最高の充実度は何%ぐらい?」
と聞いてみると、相手も自分の仕事に自然と向き合うように変わっていきます

「1.状況(事実)」を整理することで、
「2.感情」が整います

成長意欲が高い社員数30人以下の中小企業の社長の「お困りごとトップ3」
(1)会社のお金の流れが漠然としていて先の見通しが立たないことによるストレス
(2)社員との立場の違いが生む「危機感のズレ」によるストレス
(3)次のワクワクするビジョンが見えないストレス

「前置きトーク」で心を開きやすくする

プロの思考整理術の4ステップ
1.タイトルを決める(例)「来週のプレゼンをどうすれば成功できるか」
2.現状を知る
3.理想を描く
4.条件を探す(理想に近づくために)

思考整理に役立つ図解「5つのパターン」
1.スケジュールを表したいときは「チャート図」
2.人間関係を表したいときは「関係図」
3.話があちこちに飛ぶときは「マインドマップ式全体図」
4.盲点を見つけたいときは「マトリックス」
5.全体の関係性を知りたいときは「階層化ピラミッド」

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最近は、ココナラをはじめ、相談のスキルがあれば、何の知識もなくても複業で稼げる手段が広がっているので、相談スキルを上げて困ることはありません。

コンサルタントや経営者、マネジャーはもちろん、すべての人の相談スキルを上げてくれる、有用な一冊だと思います。

ぜひ、読んでみてください。

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『プロの思考整理術』和仁達也・著 かんき出版

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◆目次◆

第1章 相手の思考整理をする前に知っておきたいこと
第2章 相手が思わず動いてしまう思考整理の4ステップ
第3章 思考整理で相手のどこを見るかーー7つの着眼点
第4章 思考整理で行き詰まったときにどうするかーー事例ストーリー
第5章 思考整理の「見える化」ーー図解
第6章 思考整理のスピードを上げる「引き出し」の増やし方

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