2020年7月13日

『夢をかなえるゾウ4』水野敬也・著 vol.5555

【ゾロ目記念。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866512407

本日ご紹介する一冊は、累計400万部のベストセラー『夢をかなえるゾウ』シリーズの第4弾。

今回は、副題が「ガネーシャと死神」となっており、まさに「死」をテーマにした内容です。

余命3か月を宣告された平凡な会社員が、愛する妻と娘のために、ガネーシャから1億円を作るためのアドバイスを受ける。

人間が死の直前に後悔することとは何か、どうすれば死の恐怖から逃れられるのか、どう生きれば良い人生になるのか…。

人類の普遍のテーマに、ガネーシャが答える、注目の第4弾です。

今回も、神様であり「成功者たちのメンター」でもあるガネーシャが、本田宗一郎を「宗ちゃん」、松下幸之助を「幸ちゃん」と呼びながら、古今東西の成功者たちのエピソードから、人生成功の秘訣を語る。

主人公に出される「課題」と著名人のエピソード以外はほぼ「漫才」ですが、どちらも楽しめるのが本シリーズの魅力でしょう。

ネタバレになってしまうので、ラストは言えませんが、心がジーンと温まる、ハートウォーミングストーリーです。

さっそく、本文の中から気になったポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

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本来、夢とか成功ちゅうのはな、誰にでもできることを実行し続けるだけで手に入れられるもんやねん。そのことは、夢をかなえた人らはみんな知ってることやねんで

まず最初の注意事項は、『教えが理解できなくても必ず実行する』や

「世の中には、二種類の人間がおんねん。それは、『追い詰められて弱なるやつ』と『追い詰められて強なるやつ』や」(中略)「追い詰められて弱なるやつは、一発逆転を狙ってまうねん。結果が出る可能性がほとんどないのに期待だけふくらませてまうねんな。でも現実は甘うないから、お金を失のうて、さらに追い詰められることになるんや」(中略)「逆に、追い詰められて強なるやつはな、ちゃんと自分を責めれるやつやねん」

人生は常に変化していくもんやから、このタイミングやからこそ情熱燃やせる仕事が見つかるかもしれへんで

なんぼ大きくてかないそうにない夢でもな、その夢に近づくためにできることは、今、この瞬間にあるんやで

「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る

母親のハンナちゃんは、チャップリンくんを楽しませるために、家の窓の前に立って通行人のモノマネをしとってな。チャップリンくんはハンナちゃんのモノマネを見て、床を転げ回って大笑いしとったわ。しかも彼はこの遊びを通して、人の行動を注意深く観察することや、手や表情だけで人の気持ちを表現する方法を覚えていったんやで

人の評価を大事にしすぎるちゅうことは、自分がほんまに大事にせなあかんもんを見失ってまうことでもあるんやで

宗ちゃんはな、自分にとって一番大事なものは何かて聞かれたとき、『手だ』て即答したんや

夢とは、何かを強く望むということだ。それは同時に、何かを手に入れていない「今」を、強く否定することでもある

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人気シリーズもいよいよ「死」をテーマにし始めたということで、完結が近い感じもしますが、今後は一体どうなるのか、楽しみですね。

オビには「自分、今の生き方やったら死ぬときめっちゃ後悔するで。」と書かれていますが、まさに後悔しない生き方実現のための指南書です。

相変わらずスベり気味なガネーシャのジョークと、古今東西の成功者のエピソードが読ませてくれます。

ぜひ、読んでみてください。

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『夢をかなえるゾウ4』水野敬也・著 文響社

<Amazon.co.jpで購入する>
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◆目次◆

※特にないので省略します

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