2018年4月3日

『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』菅原圭・著 vol.5002

【シンプルだが…。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309248276

本日ご紹介する一冊は、最近ビジネス書ランキングでトップ10入りしている、売れ行き好調の新書。

ライターとして、ビジネス界のキーパーソンや作家、文化人などの著名人を取材してきたという著者が、『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』を紹介したものです。

・用もないのにコンビニに立ち寄らない
・冷凍庫に保冷剤をため込まない
・ビニール傘をため込まない
・LINEにすぐ返事をしない

など、読む人が読めば身につまされる話が見出しとなり、キャッチーなお話が続きます。

ビジネスがわからなくても理解できる日常の話と、経営者でもなかなかできていないお金の習慣が両方紹介されており、かつわかりやすいのが特長です。

お金持ちのエピソードなどもたくさん紹介されており、肩肘張らずに、お金が増える習慣を学べる本です。

さっそく、ポイントを見て行きましょう。

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彼らに共通しているのは、お金にキビシイという以上に、人としてきちんとしていて、振る舞いや生活態度などにゆるみやだらしないところが見えないことだ。お金持ちだから上等なものを身に着けていたり使っていたりするが、それらをとても大事にしている。同時に、それほど高いものでなくても、その態度は変わらない

(百均の)最大のマイナスは、モノを大事にしなくなってしまったことだ

消耗品をため込む人は「必要量がわからない人」

デパートや有名店の紙袋もため込んでいないか

◆自己破産する人の三つの特徴
1.複数の生命保険に加入している
2.ATMの時間外手数料に無頓着である
3.ケーブルテレビに加入している

記事によると、お金に縁がない人に共通しているのは、次の五つ
1.使わない、使えないモノであふれている
2.トイレ、ふろ場、キッチンなどの水まわりが汚い
3.マンガ、ゲーム、ギターなど趣味系のアイテムが多い
4.ゴミをため込んでいる(ゴミの日を把握していない)
5.古い電気製品を使い続けている

毎日カバンを空にし、必要なものを整理する

LINEに依存するのは自己管理能力がない証拠

契約書をすみずみまできちんと見る

請求書のチェックは、1か月のお金の使い方を見直すチャンス

お金の本質はためるところにあるのではなく、使うところにある。つまり、使うためにお金をためるのでなければ、生きたお金にはならないのだ

自分のために惜しみなくお金を使う

デビットカードを積極的に使う

時間こそ、最高の贈り物である

名刺を交換したら、その日にお礼のメールを入れる

見栄で子どもを私立に入れない

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気になったのは、著者が取材したお金持ちの話のはずなのに、途中から著者の主張にすり替わっていることと、どこかで聞いた話や匿名のエピソードが多いこと。

ベストセラーとなっているのは、「編集勝ち」といったところでしょうか。ネタの鮮度という意味でいったらイマイチです。

とはいえ、普段お金の本を読まない人にとっては、役立つ話が多いのも事実。

ぜひチェックしてみてください。

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『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』菅原圭・著 河出書房新社

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◆目次◆

第1章 だらしがない暮らしは破綻につながる
    お金持ちが絶対にしない10のこと
第2章 この心がけが将来の余裕を生む
    お金と真摯に向き合うお金持ち
第3章 大事な“お金の家”はこうして整える
    お金持ちの財布はここが違う
第4章 いつも懐が寒い人は、ここが疎かだった
    お金持ちが大切にしている14の習慣
第5章 「自分本位」で考えれば見えてくる
    お金が増えていく人の生き方

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