2017年3月29日

『捨てる 残す 譲る』フランシーヌ・ジェイ・著 弓場隆・訳 vol.4634

【Amazon.comの最優秀賞受賞作】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799320505

本日の一冊は、2010年Amazon.comの最優秀賞受賞作(暮らし・生活部門)。

現在、アメリカでは、またこんまりさん旋風が巻き起こっており、依然、片づけブーム、ミニマリズムのブームは続いています。

本書は、アメリカのエッセイストで、大学院では美術史を学んだというミニマリストのフランシーヌ・ジェイさんによる全米ベストセラー。

土井は存じ上げませんでしたが、著者は、米CNNや英BBCなどのテレビ番組、「フィナンシャル・タイムズ」紙、「ガーディアン」紙、「フォーブス」誌などで取り上げられ、話題となった人物のようです。

著者のモットーは、「好きなものに囲まれて身軽で優雅に暮らす」。

「好きなものに囲まれて優雅に暮らす」はこれまでにもあったコンセプトだと思いますが、「身軽で」が加わったところが現代風です。

土井もここ数年、二拠点間生活を始めてから随分と持ち物を減らしました。

人生は後半に行くにつれて「積み減らしていくべきだ」といいますが、本書はそのヒントとなる一冊です。

「モノの上限を設定する」「小売店にはなるべく近づかない」「季節の変わり目に衣類を処分しましょう」など、具体的なアドバイスが満載で、オフィスの片づけにも役立つ内容です。

さっそく、ポイントをチェックして行きましょう。

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私たちにもっと必要なのは「スペース」なのです。考え、遊び、創造し、家族と一緒に快適に過ごすためにはスペースが欠かせません

身の回りのモノは3つに分類することができます。すなわち、役に立つモノ、美しいモノ、思い入れのあるモノです

モノが役に立つためには、それを使わなければならないということです。部屋が片づかないのは、私たちが「役に立つ可能性のあるモノ」をたくさん所有しているだけで、実際には使っていないからです

美を追求する気持ちは私たちのアイデンティティの一部ですから、否定されるべきではありません。花瓶のみごとな光沢やモダニズムの椅子のなだらかな流線型は、私たちに深い喜びを与えてくれます。しかし、それらのモノは家の中の適切な場所を与えられて大切にされなければなりません

私たちとモノは別のものです。大切なのは自分が何をし、何を考え、誰を愛するかです

「モノを管理する」ということは、フルタイムの仕事のようなもので、それだけでストレスがたまります

モノにつながれていないなら、いろいろな人々と自由につながり、地域社会の活動に参加することができます

余分なモノを寄せつけないためのシステムを構築すること

「スペース」を大切にする

所有せずに楽しむ

「シンプルに生きよう。他の人たちが生きていけるように」
(マハトマ・ガンジー)

一からやり直す秘訣は、その場所にあるすべてのモノを取り出すこと

全所有物を「捨てる」「残す」「譲る」の3つのカテゴリーに分類

机の上がいつもきれいに片づいているなら、生産性が格段に向上します

単機能製品より多機能製品を選ぶ

何かを使ったらすぐに元の場所に戻すこと

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著者は、冒頭で「モノを減らせば、幸せが増える」と言っていますが、これこそが、成熟社会における「豊かさ」なのだと思います。

仕事であれ、人間関係であれ、モノであれ、自分が本当に愛おしいと思うものだけに絞って生きると、本当に満ち足りた気持ちになります。

ビジネスでもプライベートでも、大事なことは「絞り込む」こと。

本書は、その決断のためのヒントをくれる一冊です。

ぜひチェックしてみてください。

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『捨てる 残す 譲る』フランシーヌ・ジェイ・著 弓場隆・訳
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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◆目次◆

第1章 モノを減らす心構えを身につける
第2章 捨てる、残す、譲る。片づけ上手はこうしている!
第3章 部屋別・持たない暮らし実践編
第4章 ライフスタイルを変える

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