2016年10月21日

『ポスト・アベノミクス時代の新しいお金の増やし方』 加谷珪一・著 vol.4475

【アベノミクス後の経済は?】
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アベノミクスの「3本の矢」が、当初の思惑通りに行っていないということで、投資家のみなさんは「今後どうなるのか」不安に思っているのではないでしょうか。

現状、円高だが今後はどうなるのか?
金利は上がるのか?
不動産は持っていていいのか?
金は買いなのか?

いろんなことを心配すると思いますが、そのすべてにスッキリ答えている一冊を発見しました。
(もちろん、経済は水モノですので、その点はあしからず)

本日ご紹介する一冊は、ベストセラー『お金持ちの教科書』の著者、加谷珪一さんがポストアベノミクスの経済を予想した、注目の新刊です。

※参考:『お金持ちの教科書』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484142015/

著者は、出版社記者、投資ファンド運用会社を経て、自身も億単位の投資を行う投資家として活動する人物で、本書には、世界経済の見通しと、具体的な金融商品のトレンド、個人がどう動くべきかがかなり詳細に書かれています。

さっそく、ポイントをチェックしてみましょう。

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アベノミクスがスタートして以降、日本株はめざましい上昇を見せましたが、その多くは外国人投資家による「買い」がもたらしたものです。しかし、外国人投資家の投資残高は2015年からすでに7兆円も減少しており、事実上、日本市場から撤退した状態にあります

日本の賃金は、今後もあまり上昇しない可能性が高いでしょう。高齢者や女性の就業率は今後、さらに上昇する可能性が高いですから、これも賃金を引き下げる要因となり続けます

人口減少社会においては、人々が近い地域に集まって暮らしたほうが、コストが安く効率的です。北海道は札幌に、東北は仙台に、九州は福岡に拠点集約されるというのが自然な流れでしょう

ポスト・アベノミクス時代に私たちが警戒すべきなのは、国債が紙切れになるといった極端な話ではなく、金利の上昇リスク

これまで同様、米国の消費を軸に世界経済は動いていく

米国は2014年、サウジアラビアを抜いて、世界最大の石油生産国に躍り出ました。天然ガスなどを含めたエネルギー全体で見た場合、米国は近い将来、ほぼすべてのエネルギーを自給できる見通しです

◆英国のEU離脱は何をもたらすのか?
もっとも影響が大きいのは、EU域内の広範囲にわたってサプライ
チェーンを構築している企業

英国は今回の離脱を受けて、法人税をさらに引き下げる検討に入りました

世界経済はテクノロジーの進化によって新しい構造を形成しつつあり、以前ほど資本集約的ではなくなっている

今後の株価に大きな影響を与えるのは、巨大な機関投資家である公的年金

金を買うか買わないかの基準はすべてドルにある

ビットコインはまだボラティリティが高く、安全に運用できる資産とはいえません

長期的には、為替は円安に転じ、再びインフレの時代がやってくるかもしれません。その時には、不動産を所有していることは、自らの資産を防衛する役割を果たすことになる

長期的なインフレ到来に備え、繰り上げ返済はしないほうが得

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何度も言いますが、経済は水モノですので、著者の予想が当たるかどうかは誰もわかりません。

ただ、個人が今後何を警戒すればいいか、どんなポートフォリオを組むべきか、具体的なヒントが書かれています。

株式投資をしている人、不動産を所有している人、住宅ローンを組んでいる人は、要チェックの一冊です。

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『ポスト・アベノミクス時代の新しいお金の増やし方』
加谷珪一・著 ビジネス社

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◆目次◆

序章 アベノミクスとは何だったのか?
第1章 日本経済の新しい常識
第2章 世界経済の新しい常識
第3章 投資戦略の新しい常識
第4章 資産形成の新しい常識
第5章 情報整理の新しい常識
第6章 「働く」「生きる」の新しい常識

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