2016年8月11日

『やめてみた。』わたなべぽん・著 vol.4404

【すべてを見直す。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344029704

世界的な「捨てる」ブームですが、ついにあの人まで「捨てる」をテーマに本を書き始めました。

あの人というのは、ベストセラー『スリム美人の生活習慣をマネしたら 1年間で30キロ痩せました』の著者、わたなべぽんさん。

※参考:『スリム美人の生活習慣をマネしたら 1年間で30キロ痩せました』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4040664108/

じつは土井は、、わたなべぽんさんのコミックエッセイの大ファンなのですが、さすがに『桃色書店へようこそ』やダイエット本は紹介できない。かといって貯金術だと、BBM読者とレベル感が合わ
ない…。

ということで落ち着いたのが、本日ご紹介する『やめてみた。』。

テーマは暮らし方や生活習慣ですが、ここで示された考え方は、日々の仕事を見直す上でも有効です。

「忙しい」が口癖のビジネスパーソンに限って、なんのためにあるのかわからない作業や道具に振り回され、時間を浪費しているもの。

本書の考え方を職場に活かせば、ムダな備品は減り、管理コスト、探索コストなど、さまざまなコストを減らすことができると思います。

さっそく、気になった部分をチェックしてみましょう。

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今まで炊飯器でご飯炊くのが当たり前すぎて炊飯器のない生活なんて考えたこともなかったけど 案外なくても平気だったりして…

僕もずっと電気シェーバーは大人の男の必需品だと思ってたんだけど なんとなくT字カミソリ買ってみたときに ヒゲそりを“朝の電気シェーバー”から“夜入浴中のT字カミソリ”に替えてみたんだそしたら! 朝そらなくてもいいから時間に余裕ができたし そったヒゲの粉が洗面所に飛び散らなくなってさ もうすっかりT字のとりこだよ

やめてみたら案外なくても平気なのに なぜか使い続けているものって結構あるのかもねぇ

炊飯器をやめてみたら食事が美味しくなっただけじゃなく そうじも楽になった

財布が小さいだけでこんなに身軽だなんて! もう長財布に戻れない!

こうしてお互いが見たい番組のときだけTVをつけることにしてTVつけっぱなしをやめてみることにした我が家はじめて数日は やっぱりぎこちなかったけどでも少しずつ慣れてきて 今日の出来事をよく話すようになったりくつろぎタイムが有意義になった気がしますしかも好きな番組を見るときには めちゃくちゃ熱中して楽しむようになりました

我が家のそうじはもっぱらワイパーが主役に しかもワイパーでそうじしやすいように 床に物を置かない生活になっていきました

ゴミ箱がたくさんあるから面倒なんだから ゴミ箱減らせばいいのかー!

気付けば使わなくなって久しい白砂糖がビンの中でカチカチにということでわが家に白砂糖はありませんどうしても必要なとき用にスティックシュガーだけ置いておこう小分けで使いやすいし

そんなにモヤモヤするんなら友達付き合いやめればいいんじゃないの?

若い頃はとにかくいろんなことを吸収しようと頑張ってきたしおぼえることもすべきこともたくさんあったけどここらで少し荷物をおろして 自分に必要なものだけ選んでみるのもいいかもしれない

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人間関係から道具、習慣まで、すべて見直すことで、日々の仕事効率や幸福度も変わってくるもの。

本書を読んで、著者の過去を追体験すれば、きっとこれまでの仕事や生活全般を見直したくなると思います。

ぜひチェックしてみてください。

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『やめてみた。』わたなべぽん・著 幻冬舎

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◆目次◆

第一章 家の中から、やめてみた
第一話 炊飯器の巻
第二話 テレビの巻
第三話 そうじ機の巻
第四話 ゴミ箱の巻
第二章 身の回りのもので、やめてみた
第五話 メイクの巻
第六話 服の巻 その1
第七話 服の巻 その2
第八話 コンビニの巻
第九話 スマートフォンの巻
第三章 心の中も、やめてみた
第十話 もやもや人間関係の巻
第十一話 お詫びの巻
第十二話 「充実させなきゃ」の巻

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