2016年6月2日

『結局、「1%に集中できる人」がすべてを変えられる』 藤由達藏・著 vol.4335

【人生はフォーカスだ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413230027

上半期のベストセラーが発表されましたね。

日販さんの調べによると、ビジネス書でもっとも売れたのは、やっぱり『嫌われる勇気』。

2014年、2015年に続き、3年連続ランクインが見えてきました。すごい本ですね。

ちなみに、第2位は『超一流の雑談力』、第3位は『幸せになる勇気』でした。

◆2016年上半期ベストセラー(日販)◆

第1位『嫌われる勇気』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478025819

第2位『超一流の雑談力』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4905073154

第3位『幸せになる勇気』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478066116
どれも話題書です。まだの方は、ぜひ読んでみてください。

本日ご紹介する一冊は、ビジネス書ランキングで第4位となった、『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』の待望の続編です。

※参考:『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413039580

今回は、『結局、「1%に集中できる人」がすべてを変えられる』ということで、抱えているものを手放して心軽やかになる方法、仕事も人生もうまくいく方法を指南しています。

なぜわれわれが仕事を抱えてしまうのか、どうすれば手放せるのか、どうやってフォーカスを絞ればいいのか、実践的な知恵が示されています。

さっそく内容をチェックして行きましょう。

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成果が出ていない人の9割は、「抱えすぎ」の状態

脳と行動の容量不足が、すべてを不幸にする

抱えすぎの状態から抜け出すには、抱えているモノを手放すことが一番大切です。多すぎる仕事、お金や恋愛の欲望、めんどくさい人間関係、不安やイライラなどの感情、「~しなければならない」などの間違った思考……。それらを一度手放して、本当に取り組むべきただ一つのことだけに集中するのです

人生はゴーイング・コンサーンです。あなたが抱えるモノ・コトは増え続ける一方なのです。このような状況のまま頑張っていても、あなたの能力、才能、可能性は開花しません

99%を手放して、シンプルに生きよう

仕事の量を減らすためには、
・仕事を受けない
・他人に仕事を回す
・仕事のスピードを上げて、どんどん片づける

「時間をやりくりする」とは言いますが、実際にやりくりしているのは「時間あたりの行動」です。行動のみ、マネジメントすることができるのです

提出期限が2週間後でも、使える時間が2週間あるわけではない(中略)期限が切られたときに、単純にその期限までの日数を計算してしまうと間違えます。その期間の中で、取り組める時間を計算しないといけません

あえて一度、「仕事で楽をしたい」という気持ちを手放してみましょう。「楽をしたい」と考えて消極的に取り組んでいくと、仕事はどんどんつまらなくなっていきます

昇給・昇進というのは、結果です。自分の意志だけで思うようになるものではありません(中略)大事なことは、あなたの努力がお客様に喜んでいただけるかどうか。あなたの社外的価値の向上に焦点を当てることです

「夢と関係ないこと」を手放す

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今回も身につまされる、かつ実践的な内容で、ためになりました。

オフィスの本は随分と整理しましたが、今度は仕事の内容を思い切って見直そうと思います。

仕事や人間関係で頭がごちゃごちゃしている方は、ぜひチェックしてみてください。

※本文中に拙著『お金持ち入門』の紹介があったのには驚きました

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『結局、「1%に集中できる人」がすべてを変えられる』藤由達藏・著 青春出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413230027

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◆目次◆

序章 あれもこれもやろうとしてしまう人の習慣
第1章 仕事・時間に追われる人は何が間違っているのか?
第2章 抱え込んでしまう「仕事」を手放す(仕事・行動 編)
第3章 自分を縛りつける「思い込み」を手放す(思考 編)
第4章 行動を阻害する「感情」を手放す(心・感情 編)
第5章 人生の質を下げる「モノ・人間関係」を手放す(モノ・対人関係 編)
第6章 1%のことに集中する技術
終章 「今、この瞬間」を生きられる人だけが、世界を変えていく

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