2016年5月9日

『外資系OLは見た!世界一タフな職場を生き抜く人たちの仕事の習慣』 ずんずん・著 vol.4311

【爆笑】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046011718

本を選ぶ際には、きちんとした学術的根拠のあるもの、あるいは主観とはいえ、デキる人の本を読んで、そこから何らかの真理を得るべきだと思っていますが、たまに例外が存在します。

たとえ一部とはいえ、世の中の真実を切り取った本です。

何かを証明するには、ものすごい時間と労力がかかる。ゆえに、仕事をする人が本来知っておくべきことが、記述されずにいることが多いからです。

そういう意味で面白かったのが、本日ご紹介する一冊。

『外資系OLは見た!世界一タフな職場を生き抜く人たちの仕事の習慣』は、三流大学、埼玉のブラック企業を経て、なぜか外資系投資銀行に採用された著者、ずんずんさんが、外資の真実を偏見混じりに語った一冊。

語り口が面白く、事実、著者の「東洋経済オンライン」での連載は、累計200万PVを達成しているそうです(2015年5月現在)。

オビには、堀江貴文さんの推薦文がありました。
「著者を採用した人の気持ちわかる。だって面白いもん、この人(笑)」

土井も同感です(笑)。

外資系企業にお勤めの方なら、きっと一部共感し、一部反発するであろう内容。

偏見混じりではありますが、そのような偏見や格差が外資系企業に存在することも真実だと思います。

採用にしろ、評価にしろ、ある種の主観でなされるのは事実なのですから、結果を出したいなら、知っておくべきことだと思います。(社風で採用やM&Aの成否が決まるのも事実ですから)

では、具体的にどんな内容が書かれているのか。偏見丸出しの本書を、さっそくチェックして行きましょう。

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超優秀な人しか入れないと思われている外資系金融ですが、実際にはそんなことはありません。私が見てきたかぎり、新卒・中途ともに採用基準は以下の3つに分かれます。
(1)本当に優秀な人採用
(2)ルックス採用
(3)キャラ採用

職務経歴書は、企業への、採用担当者への、そして将来の上司へのラブレターです。A4数ページの中に、燦然と輝くインテリジェンスを示さねばなりません。燦然と輝くインテリジェンスとは何か? それは、首尾一貫したキャリアです

当時のCEOは大変フレンドリーに下々の者と交流してくださいました。そのとき、参加者の1人が「自分の意に沿わない仕事をやることになったらどうすればいいか」と彼に質問しました。CEOは答えました。「とりあえずやってみればいい。仕事が合う合わない、いろいろあるかもしれない。やってみて自分に合わないと思ったら、それは自分の能力が足りないだけだ」(中略)「自分を裏切りたくない、チームメイトを裏切りたくない、それが仕事へのモチベーションになるんだ。ただ打ち込むことが未来につながる」

その偉い人はしゃぶしゃぶを食べるのが初めてだったらしく、鍋を目の前にして食べ方がわからない様子。すると先輩、すくっと立ち上がり、彼の隣に座ると、「しゃぶしゃぶっていうのは、こうやって薄いお肉を湯がいて、食べるんですよ」と実演しながら食べ方を教えはじめました。彼女は帰国子女なので、イギリス人相手でも英語には困りません。流暢な英語で彼女は続けます。と突然、「こうやってお肉の色が変わったら、このタレにつけて……はい、あーん」
(中略)しばらくして、その先輩は異動届を出しました。異動先はその偉い人がいるロンドン支店。見事採用です

真のできる部下というのは、すべての行動が、上司の利益につながるように動かなければいけないのです

「通常業務」と、「上司関連業務」に分けよ!

銀行→証券→投資信託→保険といった順番に、謎の階級制度があります

◆リストラ対象者の3タイプ
(1)仕事ができない人
(2)上司に気に入られていない人
(3)経費の掛かる人

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本当はもっと面白いことがいろいろと書かれているのですが、読者が不快に思いそうなことは、本番の楽しみとしてカットしておきました(笑)。

外資系にお勤めの方は、息抜きに。これから外資系を目指す方は、転職活動の参考に、ぜひ読んでみてください。

笑えます。

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『外資系OLは見た!世界一タフな職場を生き抜く人たちの仕事の習慣』ずんずん・著 KADOKAWA
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046011718

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◆目次◆

第1章 採用 三流大卒でも外資系金融に入れる!
第2章 出世 「実力主義」という大ウソ
第3章 働き方 金、金、金、そして夢
第4章 解雇 クビは日常茶飯事です!
第5章 エリート? 海外で出会った人々のリアル
第6章 JAPAN 日本企業はかなり変だった!

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