2015年2月10日

『自分を敬え。超訳・自助論』辻秀一・編訳 vol.3857

【名著『自助論』の超訳版が登場。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054062067

以前、九州の有名経営コンサルタント、竹田陽一さんにインタビューした際、2冊の本をおすすめされました。

一冊は、営業マンのバイブル、フランク・ベトガー著『私はどうして販売外交に成功したか』。

※参考:『私はどうして販売外交に成功したか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478540098

そしてもう一冊は、自己啓発書のロングセラー、サミュエル・スマイルズの『自助論』です。

※参考:『自助論』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483797239X

本日ご紹介するのは、この『自助論』を超訳版にして、スポーツドクターでベストセラー作家の、辻秀一さんが編んだ一冊。

※辻氏の代表作:『スラムダンク勝利学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479767024X

刊行から150年経った今も、人々を鼓舞してくれる名著ですが、そのちょっと小難しい文章を解きほぐして、わかりやすく解説してくれています。

「天は自らを助くる者を助く」という有名な言葉に始まり、読者を元気づけてくれるさまざまな言葉が登場します。

・汝自身を敬え
・世界を動かしたければ、誰よりも先に自分が動け
・天才とは、自分に火を点けられる人

また、処世術に関する事柄もあり、いろいろと考えさせられます。

・時間厳守は最高位の礼儀
・礼儀が人と人をつなぐ
・謙虚さとは感謝の気持ちで生きること

自分の価値を信じ、前に進むためにも、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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天は自らを助くる者を助く

自分の死に様は自分で決める

自分の場所に立つこと、すべてはそこから始まるのです

汝自身を敬え

紳士とは背筋を正して歩み、義を行い、真実を心より語る者である

あなたは自分を敬うに値する何かを持っていて、あなたには生きている価値がある

勇気と希望と自尊心を忘れなければ、その人は豊かである

世界を動かしたければ、誰よりも先に自分が動け

自分に克ち続けることが真の栄光をもたらす

有能な人物には才能・勉強・実践がある

「一歩、前に踏み込めばいいのだ」
古代スパルタ人のある父親が、剣が短すぎると文句を言う息子をこう諭したといいます。一歩前に出ると剣は相手に届き、一歩前に出ることによって自分の景色も変わり、そして一歩前に出るから勝利が手に入ります

自分自身の大敵は、居心地のよい今までの自分です

よりよく生きるため、人には次の三つが与えられています。それは、時間、自分、そして仲間です

人間関係がうまくいっていないときは、話すことと行動に不一致が生じている可能性があります

人間の義務は与えられた責任を全うすることです

直感にしたがって生きる

練習が不可能を可能にする

天才とは、自分に火を点けられる人

時間厳守は最高位の礼儀

礼儀が人と人をつなぐ

誰にも果たすべき使命がある

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『自分を敬え。超訳・自助論』辻秀一・編訳 学研パブリッシング
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478029369

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◆目次◆

CHAPTER1 自分を敬え。
CHAPTER2 自分を信じよ。
CHAPTER3 自分を鍛えよ。
CHAPTER4 自分を磨け。
CHAPTER5 自分を鼓舞せよ。
CHAPTER6 自分を育てよ。

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