2015年2月25日

『ウォートン・スクールの本当の成功の授業』 リチャード・シェル・著 vol.3872

【No.1ビジネススクール成功の授業】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799316303

本日の一冊は、ハーバード、スタンフォードと並ぶ全米トップビジネススクール、ウォートン・スクールで大人気の授業「The Literature of Success(通称「成功の授業」)」の創設者、リチャード・シェルによる一冊。

内容のほとんどは、いわゆる「ポジティブ心理学」に根ざしたもので、人生やビジネスで迷った時、使える内容です。

<「総合的幸せ」を高める4つの方法>や、<やりがいのある仕事の7つの基礎>、<やる気を補給する6つの習慣>などが紹介されており、じつに参考になります。

◆「総合的幸せ」を高める4つの方法
1.健康状態を維持する
2.長期的な目標を達成する
3.人間関係に投資する
4.十分なお金を稼ぐ

◆やりがいのある仕事の7つの基礎
1.報酬が得られる仕事
2.社会的な身分
3.自尊心
4.自立心
5.社会との結びつき
6.自己認識

◆モチベーションを維持する やる気を補給する6つの習慣
1.仲間に対して責任を持つ
2.手本となる人を探し、関わりを持つ
3.モチベーションを高める儀式を習慣にする
4.自分自身と競争し、ごほうびを与える
5.成功して他人を見返す
6.最強の感情、本能のスイッチを入れる

著者自身のサクセスストーリーや、読者が自分の「キー・パーソナリティー」を知るためのテストなどが盛り込まれており、飽きずに読むことができます。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆「総合的幸せ」を高める4つの方法
1.健康状態を維持する
2.長期的な目標を達成する
3.人間関係に投資する
4.十分なお金を稼ぐ

「人々は、たとえ幸せを犠牲にすることになっても、正しいことを為すことに集中するべきだ」(イマヌエル・カント)

「なぜわたしたちがここに存在するのかは分からない。しかし、これははっきり言える。わたしたち自身を楽しむためではない」(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン)

調査によると、信仰は「総合的幸せ」のレベルをずいぶん上げるのだ。しかし、この効果は幸せを追求することから生まれるのではない。個人の幸せを超える何かに専念することから生まれるのである

◆やりがいのある仕事の7つの基礎
1.報酬が得られる仕事
2.社会的な身分
3.自尊心
4.自立心
5.社会との結びつき
6.自己認識

2つのことを自己認識し、それに正直になれば、ダイヤモンドは必ず見つかる。1つ目は、「現状に対する不満」だ(中略)2つ目は、「興奮」だ

報酬ベースのモチベーションに完全に支配されてしまうと、その人はいずれ燃え尽き症候群になる

◆モチベーションを維持する やる気を補給する6つの習慣
1.仲間に対して責任を持つ
2.手本となる人を探し、関わりを持つ
3.モチベーションを高める儀式を習慣にする
4.自分自身と競争し、ごほうびを与える
5.成功して他人を見返す
6.最強の感情、本能のスイッチを入れる

進んでリスクを負うためには、第1段階の自信という確固たる基盤が必要

何かに挑戦するとき“練習・学習次第でいくらでも上達できる”という信念を「第2段階の自信」と呼ぶ(中略)「第2段階の自信」が高い人は、自分の専門分野に対しての高い学習意欲があることが、研究で証明されている

アリストテレスは、友達を3つのカテゴリーに分類している。
・楽しい友 ・有用な友 ・善き友

32850という数字について考えた。それは運良く90歳まで生きられた場合の、人が一生の間に生きる日数だ

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『ウォートン・スクールの本当の成功の授業』
リチャード・シェル・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799316303

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◆目次◆

はじめに 自分の道を見つける「2つの大きな質問」
第I部 第1の大きな質問「成功とは何か?」
第1章 成功とは「自分らしい人生」を選ぶこと
第2章 成功とは「幸せ」になること 
第3章 成功とは「地位・名声・富」を得ること
第4章 成功とは「やりがいのある仕事」
第II部 第2の大きな質問「どうやって成功するか?」
第5章 素質──「うまくできること」を見極める
第6章 モチベーション──自分に火をつける
第7章 自信──リスクを恐れず前に進む
第8章 集中──情熱・想像力・直感・理性を集中させる
第9章 信頼性と対話──人を動かす
おわりに それぞれの道へ

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