2013年12月12日

『小さな会社がお金を借りるなら銀行はおやめなさい』 加藤康弘・著 vol.3432

【借り入れを武器にする経営】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413039041

本日の一冊は、スタートアップ企業や中小企業経営者向けに、借り入れの重要性と、賢い借り入れ方法を説いた一冊。

「借金は悪いもの」という認識は、通常の生活を営む上である意味「常識」ですが、ビジネスの世界ではそうではありません。

正しい借り入れはビジネスの成長を加速し、企業の信用や安全性を高めてくれるものなのです。

本日ご紹介する『小さな会社がお金を借りるなら銀行はおやめなさい』は、元日本政策金融公庫の融資担当が書いた、「借金活用法」。

どこから、どうすればお金が借りられるのか、いくら借りられるのか、融資担当が見ているポイントは何かなど、極めて実践的な内容が書かれており、参考になります。

日本政策金融公庫の起業家向け融資制度の説明や、補助金・助成金の条件、融資限度額、金利、返済期間など、かなり細かい情報が載っており、これから起業する人は参考にするといいでしょう。

明らかに入門者向けで、日本政策金融公庫の融資制度なども知っている人は知っているレベルの情報ですが、本書を読むことの最大のメリットは、経営者に必要な「借金感覚」が身につくこと。

目一杯資金を集めて、ビジネスを大きく育てていく、そのためのマインド&スキルを高めたい方に、おすすめの一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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資金調達に悩む経営者は言います。「借金はこわい。だから借りたくない」。会社を成長させた経営者は言います。「借りられるなら借りられるだけ借りる」

借金をすると倒産するので借金は怖い、そんな考えが手持ちのお金を少なくしてしまい倒産を早めてしまうのです。本当に怖いのは、借金でしょうか? ちがいます。お金がなくなることなのです

借金は早く返したい。実はこの一見合理的に見える考え方にも、借金は怖いという気持ちが裏側で働いている

リスケジュールをした企業は、経営状態に問題もある企業と見られてしまい、あとあとの銀行との取引に悪い影響がでてしまうのです。リスケジュールをして、それでも返済ができなければ廃業を勧告されてしまうかもしれません

期間を短くして金利を低くすれば、5年間での元金・利息でトータルで支払う金額は少なくなりますが、返済1回ごとに手元から出ていく金額は多くなります。それだけ手元から現金がなくなり、資金繰りが窮屈になってしまうのです

起業家、小さい会社の経営者であるあなたは、メガバンクにお金を借りに行ってはいけません。相談に行っても、無駄な結果になることがほとんどです

企業が継続していくためには常にお金を外部に払わないといけません。お金が企業内になくなった(不足した)状態となり、企業外部に支払えなくなると、企業外部への支払いが止まり企業経営を継続できなくなり、倒産となるのです

借金をすることで、“時間”という貴重な資産を買う

ビジネス上の借金は、収入の増加につながる

ビジネスをやめるのにもお金が必要です

起業家や小さな会社が利用しやすいのは、日本政策金融公庫

事業計画書の中で計画の整合性がとれていて、計画実現が可能であり、返済能力に問題がないことをアピールしなければなりません

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『小さな会社がお金を借りるなら銀行はおやめなさい』加藤康弘・著 青春出版社  
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/ 4413039041

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◆目次◆

序章 間違いだらけの借金常識 7つのケース
   ──知らないままでは損をする!
第1章 ビジネスにおける「借金」とは何か
   ──「借金怖い病」から脱却しよう!
第2章 誰も教えてくれなかった「金融機関・公的資金」の活用法
   ──あなたに貸してくれるのはどこか
第3章 起業するときに知っておきたいお金の話
   ──すべては「資金調達」である
第4章 借りられる事業計画書のポイント
   ──融資担当者は、ココを見る!
第5章 それでも知って安心 銀行との上手な付き合い方

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