2013年3月21日

『3万人の社長に学んだ「しぶとい人」の行動法則』 上野光夫・著 Vol.3166

【しぶとい人の条件とは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453405050X

本日の一冊は、元・日本政策金融公庫の融資担当で、26年間に3万人を超える社長に会ってきたという著者が、「しぶとい人」の行動法則をまとめた自己啓発書。

経営をやっていると、必ず辛いことに直面しますし、人によってはストレスからうつになったり、深刻な場合だと自ら命を絶つこともあります。

ただ、土井がこれまでビジネス書を読んできた印象から言うと、本当に成功し続ける人はしぶとく、仮に転んでも立ち直りが早い。

どんなにどん底に落ちても、なぜか必ずはい上がってくるのです。

本日ご紹介する一冊は、こんな「しぶとい」社長に共通する行動法則を、事例とともに紹介する内容。

時に「ハッタリ」や「二枚舌」を使い、経営が厳しくなってきてもうまい話には乗らない規律を持つ。

社長向けの本ですが、「しぶとく」生きたいビジネスパーソンにとっても、役立つ内容が書かれていると思います。

ただ、惜しむらくは内容のほとんどが著者の主観、いわゆる与太話であるということ。

あくまで自己啓発書として、また「全国にはこんな経営者がいるんだ」という発見を楽しむ本として、読んでもらえればいいと思います。

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「しぶとい経営者」は、嘘に近い「ハッタリ」や「二枚舌」を、場面に応じて使い分けています

本当は、注文してくれるお客様がノドから手が出るほど欲しいので、「ぜひお願いします」と言いたいところを、グッとこらえて「ハッタリ」をきかせているのです

苦しいとき、正直に「自転車操業でとても苦しいから金を貸してほしい」と言ったら、返してもらえるか心配で誰も貸してくれません

経営状態が厳しくなってくると、当然お金が少なくなってきます。すると、多くの経営者は焦りから、手っ取り早く儲けられそうなことに手を出してしまい、結果的に傷を広げてしまいがちです。「しぶとい人」はそこで腹をくくり、事業計画の練り上げにじっくりと時間をかけるのです

「きついときは、自分を上空10メートルから見るようにしている」(暴力団関係の事件に強い九州の弁護士)

O社長が実践していたのが、人の評価は「第三印象」で決めるということです。「第三印象」とは、「第一印象」に「第二印象」(他の人からの評判)を加えたうえで、その人とじっくりつき合って、最終的に自分の眼で判断した印象のことです

経営者の中には、ある程度儲かって元手ができると、甘い誘いに乗ってしまい、リスクの高いビジネスに手を出し大損する人がとても多い

「人は誰でも間違うことがあるので、3回までは許してあげよう」(四国のある工務店の社長)

「しぶとい人」になるためには、たとえ、相手がこれまで頼りにしてきた人であっても、あまりにも理不尽なことをされたらキレなければいけません

人のもてなしにお金を使うことは、後々に効果が現れる「生きたお金の使い方」

人が嫌がる仕事を進んでやることこそ、信頼を得るための近道

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『3万人の社長に学んだ「しぶとい人」の行動法則』上野光夫・著 日本実業出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453405050X

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◆目次◆

第1章 ピンチに強い人の思考法則
第2章 何があっても折れない心をつくる
第3章 人間関係の泥沼の中で生きていく
第4章 お金のピンチを乗り越える
第5章 トラブルを乗り越え成果を上げる
第6章 「ここ一番の勝負」でしぶとく勝つ
第7章 「しぶとさ度」を上げる秘訣

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