2013年2月18日

『金持ち男になる93の方法』スティーブ・チャンドラー、サム ・ベックフォード・著 Vol.3135

【成功する人の心構えとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763132466

本日の一冊は、アメリカの経営コンサルタント&講演家、スティーブ・チャンドラーと、スタジオ経営に成功して億万長者になったサム・ベックフォードが、お金持ちになるための心構え
を説いた自己啓発書。(原題は“100 Ways to Create Wealth”)

起業するにしろ、投資するにしろ、成功するための基本はいつも変わらないのですが、われわれはマネーゲームにのめり込むうちに、その原則を忘れてしまうことがあります。

たとえば、本書の冒頭に書かれているこの言葉。

<財産を築く目的は、お金をたくさんもって尊大にふるまったり物欲を満たしたりすることではない。究極の目的は、自由を手に入れることである>

もしあなたが不動産や株を所有していて、儲けていたとしても、この「自由」が実現できていないなら、それは失敗への道です。

また、われわれ人間がとらわれがちな、お金への嫌悪感、ひがみ根性、恐怖心、ケチ、自尊心の喪失に関しても、その理由と解決法を明快に示してくれています。

ただ、

<お金をもっている人をターゲットにする>
<仕事の料金を高く設定する>

などの実践面での考え方は、本当の大富豪と呼ばれる人たちとは若干異なります。(大金持ちは世の中から広く集めることをする)

しかし、それを差し引いても、ほとんどの内容は有用であり、かつ心に火をつけてくれます。

やる気を鼓舞したい人には、ぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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財産を築く目的は、お金をたくさんもって尊大にふるまったり物欲を満たしたりすることではない。究極の目的は、自由を手に入れることである

あなたに期待するのは、人生の目的を追求し、繁栄を享受し、愛する人を助け、崇高な理念を掲げる団体を経済的に支援することである

資産形成は心の中から始まる。次に、大好きな仕事を見つけて、それに打ち込むことが重要だ

まずお金はよいものだということに気づこう。お金があれば、困っている人を助けることができる

端的にいえば、どれだけ長生きするかは、もっているお金の多さと密接な関係があるということだ。だから、「お金がすべてではない」などという、お金の重要性を否定するような発言は
厳に慎むべきである

税金を払いたくないために自滅するという落とし穴にはまってはいけない。創造性を発揮して社会に価値を提供し、税金に感謝しながら資産形成に励むことが重要だ

あまり値切るのは得策ではない。気前よくお金を払うことは精神的にいい

小銭はいくらためても小銭にしかならない。だから、大金を稼ぐためには、大金を稼ぐ発想に切り替える必要がある

自尊心は放っておくと低くなりやすい。そんなときは自尊心を高めることが重要だ。パートナーや伴侶がそれをしてくれることもあるが、いつもそれに頼っていてはいけない。たいていの
場合、自分でその役割を演じたほうが効果的である。結局のところ、自尊心とは、自分を尊敬することなのだから

「自分はそれだけの価値がある」と確信して堂々と料金を言えることが重要だ

金持ち男は「条件がそろうまで待たない」

何かがブームになったときは、もうすでに遅いのである

大好きなことをして人びとの役に立つことが、資産形成の確実な方法である

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『金持ち男になる93の方法』スティーブ・チャンドラー、サム・ベックフォード・著 サンマーク出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763132466

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◆目次◆

はじめに 資産形成は心の中から始まる
序 章 財産を築く決意をしよう
第1章 お金に対する偏見を排除しよう
第2章 お金の流れをよくする口ぐせを習慣づけよう
第3章 お金を引き寄せる考え方を身につけよう
第4章 前向きな信念をもって生きよう
第5章 自分の価値を積極的に認めよう
第6章 チャンスをつかんで成果をあげよう
第7章 周囲の人と力を合わせよう
第8章 人びとの役に立って社会に貢献しよう
第9章 顧客を感動させる工夫をしよう
第10章 つねに自分を磨くことを心がけよう
まとめ 自分を変えて「金持ち男」になろう
おわりに 億万長者になる秘訣
謝辞
訳者あとがき

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