2011年10月6日

『不況でも売れるネットショップの作り方』 竹内謙礼・著 株式会社ストラップヤネクスト・監修 Vol.2633

【不況でも売れるネットショップの条件】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534048696

本日の一冊は、ネットビジネスを専門とする経営コンサルタントで、かつて楽天市場の「ショップ・オブ・ザ・イヤー」で2年連続ベスト店長賞に輝いた竹内謙礼さんが、最新のネットショップの販促ノウハウを公開した一冊。

監修者のストラップヤネクストは、携帯ストラップをはじめ、雑貨、スマートフォン関連の商品を扱う、日本最大級の携帯グッズのオンラインショップで、何と28億もの年商を誇る企業です。

本書は、この2者がタッグを組んでまとめられた、これからのネットショップの販促の秘訣。

メルマガ+プレゼントで販促ができていた時代が終わりを告げ、新しい売り方が求められている現在、有効な手法を指南した一冊です。

受注管理ソフトを導入する、商品点数を増やす、複数サイトを運営するなど、明らかにこれまでとは違った対応が求められる現在。

ショップ運営者が、どんな点を押さえれば売上が伸びるのか、実例を交えながら紹介しています。

商材の選び方、受注管理ソフトの選び方、広告の買い方、販売ページのクリエイティブ、さらにはスマートフォン対策まで、これからのネットショップに必要なひと通りの販促ノウハウが、使うと便利なサービスの紹介とともにまとめられています。

最新の販促ノウハウをキャッチアップするために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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厳しい業界の中で、気を吐いているのが「複数サイト運営」のネットショップ

在庫管理や販売管理がおろそかになれば、お客さんの信用をなくす大事件を起こす可能性があります。そのためにも、受注管理ソフトの活用は、ネットショップ運営をする上で、“マスト”(NUT2deco)

(売れるネットショップで大切なことは)“盛況感”と“ひと気”。それに“安心感”などが加わって、すべての演出のバランスが取れていること(エスニック&アジアン雑貨AJARA)

最初から楽天市場やヤフーショッピングにネットショップを構えて、検索でやってくるお客さんを待ち構える運営スタイルのほうが、機会損失を最も防ぐ販促手法になる

商品点数を増やせないネットショップは立ち行かない

◆商品点数の増やし方 ※一部紹介
2.仕入れリスク、在庫リスクが低いものを選ぶ
3.検索キーワードが明確な商品を選ぶ
4.競合が少ない商品を選ぶ

「ベッド キングサイズ」「ベッド 180cm」「ベッド 介護用」等、複数のキーワードを組み合わせてみると、販促力の高い検索キーワードにたどり着くことがよくある

バックヤードをいかに効率よく運営するかが、ネットショップの売上を左右する

アマゾンで取り扱っていない商品で、なおかつ検索の需要が多い商材であれば、アマゾンのお客さんを独り占めできる可能性もあり、商材によってはまだまだ開発の余地はある

◆まだある広告購入のポイント
1.メルマガ配信付きの広告枠を狙う
2.給料日前よりも給料日後の広告枠
3.イベント関連の広告枠は狙い目
4.急に増設された広告枠は要注意

売れなかった広告というのは、広告枠の悪さよりも、商品のセレクトが間違っているケースのほうが多い

販売ページではお客さんにあまり選択肢を与えない

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『不況でも売れるネットショップの作り方』竹内謙礼・著 株式会社ストラップヤネクスト・監修 日本実業出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534048696

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◆目次◆

第1章 ネットショップの売上は、なぜ、頭打ちになってしまったのか?
第2章 ネットショップの売上を最短でV字回復させる絶対条件
第3章 自社サイト、楽天市場、ヤフーショッピング、アマゾン、ビッターズの徹底攻略法
第4章 複数サイト運営のカギを握る「受注管理ソフト」の導入のポイント
第5章 売上頭打ちを招く“マンネリ集客術”を徹底改善する
第6章 競合店舗を突き放す“裏技”売上アップ戦略

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