2010年8月4日

『バカでも年収1000万円』伊藤喜之・著 vol.2205

【バカでも年収1000万円】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478013896

エリエスのオフィスがある新宿には、大学や専門学校、予備校などの所有する高層ビルがたくさん立っています。

これらのビルは何で立っているかというと、「大学ぐらいは出ておかなければならない」という人々の認識で立っているのです。

しかしながら、現在の社会の状況を見ていると、「有名大学を出たら安泰」という常識は、すっかり過去のものになってしまった、という気がするのです。

実際、採用活動をしていると、学歴は高いけれど年収は200万円という人がざらにいる。

彼らは、知識こそ豊富だけれど、ビジネスの世界で評価される方法を知らないのです。

本日ご紹介する一冊は、そんな学歴エリートに欠けている「行動」の秘訣を、20代で年収1000万円、取締役になった著者が明かす一冊。

数年前まで「月極駐車場」を「げっきょくちゅうしゃじょう」と思い込み、鬼怒川温泉に行った時は、窓口の人に「『おにおこりがわおんせん』まで大人1枚!」と言って失笑を買ったという、正真正銘「おバカ」な著者が、人生一発逆転の極意をコミカルなテイストで明かしています。

最近、この手の「体験モノ」に飽きている読者も、読めば一味違うことがわかるはず。

これを読んでも素直に実践できない人は、もうビジネスでの成功をあきらめた方がいいでしょう。

著者は、人気アーティスト「キマグレン」のプロモーションを担当している人物ですが、このページを見ると、口先だけの人間ではないことがわかります。

ビジネスはやはり「実行」がすべて。

その極意を学ぶために、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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世間体を重視する人は600万円のエリートを選ぶでしょう。当然です。でも、これからの時代は、「おバカの方が年収が上がる」のです

相手が持っていないものを提供できれば、価値のある人間とみなされる法則

じゃあ、いままでチョイスしなかった選択肢や、やったことのないものを積極的に受け入れてみようというルール

「仕事の質」をカバーできるのは、「行動の量」ではなく「行動のスピード」

「この人はすごい」とあなたの尊敬する人物から商品やサービス(お店、本、セミナーなど)を勧められたら、躊躇せずに、即、その場で購入(注文)してください。尊敬する人物のイチオシ商品だったら、「迷っているヒマ」などはありません。「即、その場で買う!」たったそれだけのことで、「キミは将来性があるね!」と一目置かれるようになり、その人と一瞬で親しくなれるのです

「いつも自分の安全圏」にいて、「いつもと同じ思考」をしていては、自分を変えることも、相手にインパクトを与えることもできません

どんな相手でも、必ず弱みを持っている

相手から話を引き出すときは、「相手の専門領域の話はしない」のが僕の鉄則です(中略)相手にとって欠かせない存在になるには、「自分の得意なテーマに相手を呼び込む」のが王道

世の中で「いちばん利息が高い貯金は、人に貯金すること」

そもそもお給料とは、「やったこと」に対する評価であって、やる前から「これだけほしい」と求めるものではありません

僕のような本物のバカリーマンは、そんなプロセスは一切無視(笑)。英会話学校に行くくらいなら、即、「外国人」を見つけちゃいます。外国人を見つけたら、とりあえず話しかける。しかも「日本語で話しかける」のが僕の流儀です

「だれとつきあうか」で、人間の成長スピードは変わる

「素直に受け取れる能力」って、とっても大切なんですよ(中略)だから僕は、「褒められ方」にも気を配っています

自分よりも実績や結果を残しているプロのアドバイスをですよ…、「プロより劣っている自分が勝手にアレンジしちゃったら、失敗する確率のほうが高くなる」と思いませんか?

人間の成長は、「だれにも見られていない時間」の使い方で決まる

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『『バカでも年収1000万円』伊藤喜之・著 ダイヤモンド社
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◆目次◆

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