2009年12月16日

『28歳までに結果を出す!勉強のルール』原田翔太・著 vol.1976

【28歳までにこの勉強を】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776205769

「28歳」

これが何を意味する数字か、みなさんはおわかりでしょうか?

そう、これは日本の雇用市場において、将来の値段がほぼ決まってしまう年齢。

肩書きなしで転職するなら、これがギリギリデッドラインという年齢でもあります。

本日ご紹介する一冊は、この28歳までに結果を出すための、勉強のルールを説いた一冊。

著者は、小学生のとき、クラス最下位、高校受験開始時の偏差値は5科目で39、早稲田大学在学中はバンド活動に明け暮れ、借金300万円を負ってしまったダメダメ人生から、一気に逆転し、早稲田大学合格、在学中からビジネスを立ち上げ、年商1億円を達成してしまったという人物。

現在、氏の会社は日本の「ベストベンチャー100」に選ばれています。

では、その氏が、どうやってこれまで勉強を重ねてきたのか。

本書には、その具体的ノウハウが書かれています。

勉強法の本にありがちな心構えもありますが、何といっても本書の白眉は、チェックすべきインターネット情報源、検索のテクニック、ネット上のツールを使ってインプット/アウトプットを行う技術。

著者独自のメルマガの書き方を始め、具体的ノウハウが満載の一冊です。

コンテンツ的には粗削りな部分もありますが、尖った主張と具体的ノウハウ、ツールが目を引きます。

20代のビジネスパーソンには、ぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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20代でどんなスタートダッシュをすればいいのか? それは、「あなたの勝ちパターンをつくりあげる」ことです

毎日の中で何を見て、何を感じて、何を自分のものとしてきたかという集積が人の差を作っていく

厚生労働省の調査によると、転職後に収入を上げることができる人は全体の3割程度

どこの会社、どんな環境にいても通用するスキルを身につけること

◆勝ちパターンを作るための3つのポイント
1.情報をダイエットして「目標」をつくる
2.本当に必要な情報だけをインプットする
3.得た情報の価値を最大化してアウトプットする

情報自体にすでに価値はなく、その情報にどのような価値をつけられるか、どのような意味をつけられるかが問われている

私が出会った億万長者と言われる人たちの中に、テレビを見ている人は1人もいません

自分が得たい結果をすでに達成している人を見つけ出すこと。そして、その人のやり方や思考を徹底的にまねすること

「正確なインプットは、正確なアウトプットをもって一連と成す」(言語学者、溝江達英)

情報のシングルソース、マルチユースこそが、現代に生きる社会人に求められる「情報リテラシー」の本質

ワークライフバランスを崩すくらいの大量インプット、大量アウトプットを行う

◆ユダヤ人が投資をする順番
1.教育に対して投資をする。教育だけは自分の中に生涯資産とし
て残り続けるから
2.金に対して投資する。金はもっとも安定した資産になるから
3.その時代に価値がある貴金属に対して投資する。たとえばダイ
ヤモンドのように紙幣に変わる価値を持ったものに変えておく

若いうちは物欲を満たすよりも、先に埋めておくべき余白がある

最低3冊は同じ分野の本を読む

セミナーや授業ではバカだと思われようがまず手をあげる

師匠の口まねをできるようになる

まず、今付き合っている友達と決別すること

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『28歳までに結果を出す!勉強のルール』アスコム 原田翔太・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776205769
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◆目次◆
プロローグ 28歳までに身につけるべき2つのこと
PART1 28歳までに「勝ちパターン」をつくる3つの方法
PART2 ステップ1「ジブン銀行」に投資するインプット術
PART3 ステップ2「学び」を「成果」につなげるアウトプット術
PART4 「結果を出す人」だけが知っている3つの鉄則

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