2009年12月7日

『「また会いたい」と思われる人の38のルール』吉原珠央・著 vol.1967

【好印象をつくる「反応」の技術】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344017404

本日の一冊は、イメージコンサルタントとして年間100回以上の講演をこなす著者が、「また会いたい」と思われる人のルールを計38個、紹介した一冊。

表紙を見ると、ちょっと女性的すぎて手が伸びませんが、すでに10万部売れています。

内容的には、ビジュアルの話に偏らず、コミュニケーション全般を論じており、男性が読んでも参考になります。

全体は3部構成になっており、Part1から順に、考え方、見た目、行動について説明。

自分のコンセプトを持つことの重要性や、自分を健康的に見せるコツ、話す時に手癖・足癖を直す方法など、読んでいていちいち反省させられます。

また、「大人のビジネスファッション15ケ条のチェックポイント」や「尊敬されるお金の使い方」など、マナーの点からも貴重なアドバイスがなされており、印象を変えたい人にはおすすめの内容。

さらには、人と話す際に相手に誠実な関心を寄せる方法も示されており、じつに参考になります。

人前で話す方や、営業マン、経営者など、人に見られる商売の方は、みなさん読むことをおすすめします。

話し方を鍛えても、ビジュアル面がダメだとすべて台無し。

そうならないためにも、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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自分や、それを取り巻く環境を劇的に変えてしまう、そのすべてのルールの軸は、ずばり「反応」することなのです

「反応がよい」というのは、簡単に言うと、「思いやりをうまく表現できる」ということなのです

姿勢をまっすぐにして顔を上げることも、立派なポジティブ化です。丁寧なお辞儀についても同様のことが言えます

「また会いたい」と思われる人になるために、私は3Kを伝える達人になることをおすすめしています。3Kとは「感謝・感動・関心」のことです

たとえば、クライアントの持っている紙袋に「DFS(免税店)」と書いてあった(最近、海外に行っていたのか?)、指に絆創膏をしている(怪我をしたのか?)、声がかれている(風邪をひいたのか? それともカラオケで盛り上がったのか?)など、人をよく観察する習慣を持ちましょう

相手が会話の中でよく使う言葉=キーワードをうまくとらえる

誰かに話を聞いてもらうときには、「時間とチャンスを与えてくれて感謝します。ありがとう」と頭の中で何度も呟くこと

「いかに笑わせるか」よりも、「どうしたらこの人は、自分と一緒にいて心地よいと思ってくれるか」に集中したほうが、相手の心を揺さぶる一言が見つかりやすい

おいしい→飲み込んでしまうのがもったいないほどおいしい!

普段の反応力の中に「私は?の分野で人から必要とされたい」といったコンセプトを持っておくことで、ピンポイントでそのコンセプトに魅力を感じる人たちから選ばれやすくなります

生まれや、学歴、職歴などとは関係なく、ただ「健康に見える」ということだけを徹底するだけで、人の人生は好転していく

ノーマーク状態の「手癖」「足癖」にこそ、その人の本当の品性が表れる

◆大人のビジネスファッション15ケ条のチェックポイント ※一部紹介
1.学生と同じスーツを着ない
6.ソールが磨り減った靴ははかない
8.スーツのときは布製のバッグを持たない
12.1年ごとにジャケットの値段を上げる
14.財布がパンパンになるほど、お金やカードを詰め込まない

「相手を巻き込める人」、すなわち「その後につながる反応」ができる人たちは、常に「相手をよく見る」ということが徹底している人たち

◆会話が楽しくなるポイント
1.会話がスタートして1分以内に、相手の情報を最低3つはキャッチ
2.会話のなかで相手の名前をどんどん使う

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『一生折れない自信のつくり方』アチーブメント出版 青木仁志・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344017404
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◆目次◆
Part1 「また会いたい」と思われる人の考え方のルール
Part2 「また会いたい」と思われる人の見た目のルール
Part3 「また会いたい」と思われる人の行動のルール

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